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【アトランチスの謎】全100面からなるステージを駆け巡れ!理不尽まみれのアクションゲーム!【ファミコン・サンソフト・クソゲー・レビュー】

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オススメ度:★☆☆☆☆

 

『アトランチスの謎』は1986年4月17日にサンソフトよりファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたアクションゲーム。

全100面からなるZONEと呼ばれるステージを探索する広大なアクションゲーム。

初期のファミコンソフトの中でも凶悪なクソゲーとして名高いタイトルである。

 

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『アトランチスの謎』とは

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『アトランチスの謎』とは数あるファミコンのクソゲーの中でも、トップクラスの“凶悪なクソゲー”として少年、少女の脳裏に刻み込まれているタイトルである。

主人公のウィンを操作し、襲い来る敵を小型爆弾のボンで倒しつつ、ゾーン間移動を繰り返しながら最終面にいる彼の師匠を助けに行くというのが目的。

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ZONEと呼ばれるステージは全100面という膨大な数ではあるが、全てをクリアしていく訳でなく、あちこちにワープの扉がありステージを飛び越しながら最終面を目指すシステムとなっている。

念の為補足しておくがアトランティスの謎ではなくアトランスの謎が正しいタイトルである。決してタイプミスではない。

 

あの『スーパーマリオ』を超えた!?

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本作の1年前である1985年に発売され、歴史的大ヒットなっていた横スクロールアクションの名作『スーパーマリオブラザーズ』を超えることを目指しサンソフトが持てる技術の全て注ぎ込み制作された。

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発売当時のキャッチコピーは「待ちに待った超ウルトラ・アドベンチャーゲーム!!」と「あのスーパーマリオを超えた!!」の2つ。

たしかにステージ数と難易度はスーパーマリオを超越していたので誇大広告ではない。

 

想像を絶する無理ゲー

キャラ操作に癖がある

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主人公の基本動作が難しく、特にこの手のアクションゲームでジャンプした際に空中での制御ができないのは致命的である。

どの面にも落ちたら即死の穴があちこちにある本作でこの仕様はかなりツライ。

しかも一部の面では床が滑るため、ジャンプ操作はさらに苛烈を極める。

あとコウモリの糞を浴びるとなぜか石化して即死する。

難解なZONEワープ

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ZONEにある扉に入り、面から面へとワープしていくのが本作の特徴であるが、ステージ上に普通にある扉だけでなく、隠し扉が多数存在する。

何もない場所にボンを投げ爆発させると出現する隠し扉に対するヒントは一切なく見つけるのは非常に困難。

他にも落ちたら死ぬ穴の先にある扉や、高い場所から何も無い方向へジャンプするとある扉など常人では見つけることは不可能な扉も存在する。

それどころかとある場所で下ボタン連打するとワープできるという謎のワープ方法もある。

俄かには信じ難いステージも

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100個あるステージを、ワープを利用して探索してゆく仕様は当時としては斬新で面白いのだが、中には正気を疑う狂ったステージがある。

特に有名な42面などは、真っ暗な足場のないステージであり、ワープ直後何もできず延々と落ちて死に続け全機失いゲームオーバー確定という冗談みたいなステージである。

しかも55面・59面・84面に行ける扉はどこにも存在しない。

これは開発者の“繋ぎ忘れ”と思われる。

この面をプレイするには裏技のステージセレクトを利用するしか方法がない。

ストーリーが謎

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クリアしてもタイトルである『アトランチスの謎』とはなんであったかはおろか、囚われた師匠もなぜ囚われていたかも一切明かされない。

アトランチスの謎どころかゲームストーリー自体が謎のまま、助け出された師匠が嬉しそうに動き回っているだけで、エンディングすら存在しない。

ちなみにこの師匠はサンソフトの伝説のクソゲー『いっき』の主人公「権べ」である。作品の壁を超えた友情出演だ(笑)。

 

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まさかのニンテンドークラシックミニに収録

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2016年に発売された「ニンテンドークラシックミニ」の収録タイトルには数ある名作ソフトたちに混ざってなぜか本作『アトランチスの謎』がある。 

理由は分からないが、サンソフトの社長談として任天堂の方からぜひ『アトランチスの謎』を収録タイトルに加えたいと申し出があったらしいから世の中解らないものである。

むしろ収録された事実の方が謎である(笑)。 

 

最後に

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純然たるクソゲーとして名高い本作ではあるが、この時代に100面ものステージを複雑に繋ぎ、膨大な世界を探索するシステムを作ろうとしたことは大いに評価できる。

多数のワープシステムや色々な裏技など、『スーパーマリオ』を意識して越えようとしていたのも感じ取れる。

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ただあまりにもバランスが悪く、バグ等のデバック作業があまりにもいい加減だったためにクソゲーとしての烙印を押されてしまったのだろう。

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『ミシシッピー殺人事件』や『トランスフォーマー コンボイの謎』のように端からちゃんとゲームを作る気が無かったとしか思えない類のクソゲーではなく、やり込めばなんとか楽しむことも辛うじてできるタイトルなので、中には良作として記憶に残っている人もいるかも知れない。

でも一般的な見解としては紛うことなき完璧なクソゲーだが(笑)。

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せっかく「ニンテンドークラシックミニ」に収録されていることだし、今度時間があるときにでも30年ぶりにプレイしてみようと思う。

今回は理不尽まみれの伝説のクソゲー『アトランチスの謎』の紹介でした。

 

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