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【天国大魔境 1巻(前半)】荒廃した世界!深まる謎!2019年最高のSF冒険物語!【あらすじ・ネタバレ・感想】

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『天国大魔境』は石黒正数により月刊アフタヌーンにて連載中の漫画である。

文明崩壊後の近未来で生きる少年少女にまつわる謎を描くSFファンタジー。

「このマンガがすごい!2019」のオトコ編第1位にランクインした人気タイトル。

 

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施設で暮らす子供達

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子供達は外界から隔絶された施設で生活していた。

食事も教育も大人たちやAI搭載のロボットが面倒をみてくれるので何の不自由もなく、幸せに暮らしていた。

産まれた時からこの環境下であった為、特に疑問も抱かず日々を過ごしていた。

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子供達は特殊な特技を持っている子が多くいた。

想像上の絵を描くいてばかりいる者。

運動神経が極めて秀でている者。

いつも工作をしている器用な者。

様々なタイプの子供達が揃っているが、皆良い子で仲良くやっていた。

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そんなある日、突然の抜き打ちテストが行われる。

このような事はこの施設ではよくある事でありいつもの風景であった。

しかし今回はいつもと違う奇妙な事が起こったのだった。

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トキオのテスト用紙にのみ、謎の問い「外の世界に行きたいですか?」という文言が浮かび上がる…。

トキオは問いの意味が分からず先生に質問するも…。

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気がつくとその文言はすぐに消えてしまっていた。

不思議に思うトキオだったが、証拠もないので「なんでもありません」とそこで話をやめる。

 

外の世界に想いを馳せる

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トキオと同じ施設に住むミミヒメは不思議な力を持っていた。

勘が鋭くこれから起こる出来事を的中させることがあるのだ。

しかし何でも的確に分かるという訳ではなく、ぼんやりとなんとなくの予知なので決して万能ではない。

そんなミミヒメがトキオに予言をおこなう。

それは「外からふたりの人間が自分を助けに来てくれる。そのうちの1人はトキオと同じ顔をしている」というものだった。

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これまで施設の中が少年少女たちにとっては“世界そのもの”であり、その外のことなどは考えたこともなかった。

しかしテスト用紙に表れた「謎の文言」とミミヒメの予言により初めてトキオは“外の世界”を意識し始めるのだった。

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その夜“外の世界”のことが気になり眠れなかったトキオは部屋を抜け出し施設内を散歩した。

そこに施設の大人たちのリーダーである園長先生が表れトキオに声をかける。

 

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「ここより外ってあるんですか?」

そのトキオの質問に驚きを隠せない大人たち。

動揺する他の大人を制し、園長先生が質問に答える。

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この施設の外に世界はある。

園長先生は確かにそう言った。

同時になぜその存在を教えてくれなかったのか?産まれてからずっと施設から外に出ることが無かったのか?の答えも説明された。

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過去に世界は未曾有の大災害を経験した。

それから15年が経ち、現在の外の世界では現代文明は完全に破壊され、人を喰らう謎の生物「ヒルコ」が繁殖しており地獄と化しているのだった…。

 

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荒廃した外の世界

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大災害により文明崩壊した日本。

法も秩序も失われ、人喰い生物が闊歩する外の世界はまさに絶滅都市であった。

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この地獄のような世界であったが、僅かに生き残った人々はまだ使える施設を利用しながら細々と生活していた。

そんな荒廃した日本をトキオとそっくりの顔をしたマルという少年がキルコという少女と旅をしていた。

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マルはとある女性から「天国で同じ顔をした人間を探し、薬を打て」と命じられていた。

その女性はその言葉と薬を託し亡くなってしまったため

「天国」とはどこの事か?

自分と同じ顔の人間とは?

手渡された薬はなんなのか?

何も知らないまま当てもない旅を続けていた。

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そしてキルコはマルに薬を託した女性から「マルを天国まで連れていく」ように仕事として依頼されたボディーガードだ。

2人は旅の途中の廃墟で食料や物資を補充しながら「天国」を探し旅を続けているのだった。

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キルコには“マルの護衛”以外にも、もう一つ旅の目的があった。

それは“人探し”であった。

キルコの過去に何があったのか?探し人との関係は?

キルコに聞いてもはぐらかして語ろうとしないのでマルにはその人が何者なのか、今の時点では分からなかった…。

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外の世界で一番の危険は人喰いヒルコであるが、脅威はそれだけではない。

秩序が失われた世界では、人もまた“無法者”という脅威に成りかわる。

しかしピンチのはずなのに妙に余裕があるこの2人…。

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この世界で銃などという近代兵器はほぼ失われていたはずだった。

しかしキルコはその銃を所持していた!

それどころかキルコの持つ銃は、大災害以前の世界でも存在していたか分からないほどの未来的科学兵器“光線銃”であった!

キルコの持つ光線銃を見て途端に怯む盗賊。

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銃を使い、一方的に制圧したキルコとマル。

先ほど盗賊が口走った「天国」という言葉について知ってる情報を吐き出させる。

それによるとここからかなり離れた場所に「トマト天国」と呼ばれる場所があるという。

その“天国”が2人の探す天国かどうかは分からないが、今はこの情報しかない2人は「トマト天国」を目指し、また旅立つのだった…。

 

人喰いとの闘い

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「トマト天国」を目指し旅を続ける2人は信じられない光景を目にする。

それはこの世界では考えられない“営業している宿屋”であった。

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 気の良さそうな女将さんが出迎えてくれる。

歓喜した2人はさっそく宿泊を申し込み。

久しぶりに人間的な寝床にありつく。

 

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久しぶりのお風呂!

ゆっくりと浸かり旅の疲れを癒す2人。

お風呂上がりにくつろいでいた2人に女将さんが恐ろしい事を話す。

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この旅館近辺では夜になるとヒルコが徘徊するというのだった。

それを聞き、ヒルコの討伐を申し出る。

なんとキルコの光線銃は人類の持つ武器の中で唯一ヒルコを殺せる銃なのだ。

キルコのネーミングセンスがダメすぎて名前は格好悪いけど、威力は抜群の“キル光線”で一宿一晩の恩を返すことにする2人。

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深夜過ぎ、女将の言う通りに旅館に現れたヒルコ。

旅館の外に出て2人はヒルコを待ち受ける!

戦闘開始だ!

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しかし数発光線を直撃させ、あと一息でトドメを刺せるかとい場面で突如女将が割って入る。

女将が言うには数年前にこのヒルコにより喰われた女将の息子がヒルコの同体化しており、息子の人格を共有していると言うのだ…。

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“人と意思疎通ができるヒルコ?”

にわかに信じ難い女将の言葉を信じることができない2人…。

そして女将はキルコとマルの目の前で…。

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殺害のされ方を冷静に分析するキルコに対し怒り覚えるマル。

あの優しかった女将が死んだのになぜそんな冷静にいられるんだと。

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キルコは女将の死を平気に眺めていた訳では無かった。

“目の前の人の死”にショックを受け、哀しみに襲われながらも「この世界で生き抜く」にはそうするしか無かったのだ。

これまで数々の危機を生き残ってきたキルコには「冷静さを欠いたら次に死ぬのは自分」だと言うことが身体と心に染み付いているからこそ、感情を抑えて冷静でいるのだった。

 

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キルコの涙を見て目つきが変わるマル。

ダメージを受け、動きが鈍っているヒルコの攻撃を躱し懐に飛び込む!

そして不思議な技で身体の中へ腕を入れヒルコの“コア”にような物を握り潰し破壊する!

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とうとう戦いに勝利し、ヒルコを仕留めた…。

しかし女将の死が2人の顔を曇らすのだった…。

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翌朝、旅館を旅立つ2人。

宿代として支払ったこの世界では貴重なエネルギーである乾電池を回収するか聞くも、マルは「それは女将さんのだ。置いていこう。」と言う。

そんなマルを愛おしく思うキルコだった。

 

キルコの持つヒルコにダメージを与えることができる光線銃、そしてマルのヒルコのコアを破壊する不思議な技…。

そして子供達の暮らす施設は何のためにあるのか…?

今の時点ではまだまだ謎が残る。

今回は『天国大魔境1巻(前半)』の紹介でした。

後半に続きます。

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