サブカルチャーのある生活

お酒とサブカルを愛する昭和生まれの徒然草

【日本百名山】丹沢山地南北縦断(後篇)【焼山・黍殻山・姫路・蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳】

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焼山登山口バス停~焼山~姫次~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停

 

12月冬の丹沢山地南北縦断登山

登山隊2名

 

丹沢山地(たんざわ さんち)は、神奈川県北西部に広がる山地。東西約40キロメートル、南北約20キロメートルに及び、神奈川県の面積の約6分の1を占める。 

最高峰の蛭ヶ岳でも標高1,673mと標高では中級山岳程度であるが、尾根と谷沢が成す地形は複雑である。

入山から蛭ヶ岳まで既に11.2kmを歩いた。

しかし今回の行程は全24kmと長いのでまだ半分以上道のりは残っている。

果たして日が暮れるまでに下山できるのか。

 

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前回までの記録

 

www.zel-life.com

 

 

 

蛭ヶ岳~丹沢山

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焼山登山口から11.2km
出発から5時間半
冬季にも拘らずほぼコースタイム通りで蛭ヶ岳(1673m)登頂

良いペースだ

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素晴らしい山頂の景色が我々を出迎えてくれた

この上ない晴天に目の前に迫る富士山
とうとう丹沢山地の主峰を踏んだ
しかし寒いなっ!この時気温は氷点下2.8℃!

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富士山観ながらご飯にしよう
お湯を沸かしてカップラーメンを作る

水が足りなくなってきたので蛭ヶ岳山荘で購入
2ℓで¥1,200なり

高い!北アルプスの深い山でもリッター200円くらいなのに…解せぬ…(笑)

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今回の行程はなにせ時間が無い
コースタイム通り歩いても最後の1時間は日没後の暗闇をヘッドランプ点けて歩かなければならない
さくさくっとラーメンを食べて熱い珈琲沸かして飲んで大休止は30分で終了

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PM13:40行程再開
3.3km向こうの丹沢山1567m目指して出発だ

脚はかなり疲労しているがペースを落とすわけにはいかない

ギリギリのタイム設定だ

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ガスと風が出てきて一段と寒さが増す
持ってきた服は全て着込みニット帽を深く被るがまだ寒い

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ありゃりゃ…

本格的に曇ってきたぞ
先ほどまでの日本晴れが嘘のようだ

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15分ほどで晴天からこの天候へ早変わり
流石山の天気は変わり易い

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このコース唯一の鎖場

鎖場というには然程大したことはない

それより寒さが辛い

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避難小屋を通過

ガスが濃くて数m先が見えない

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そして今回何度目かわからない登り返し
この頃は流石にかなり疲れてきてる
寒さと疲労で2人とも口数が減ってる

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PM15:10

コースタイムで丹沢山(1567m)登頂

よくコースタイムを維持できてると我ながら感心する
ここまでの歩行距離14.5km
踏んだ頂き五座
脚が痛い

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隊員が帽子を被らないで歩いてたので髪の毛が凍っていた

流石に笑うわ(笑)

5分小休止を取りみやま山荘でカルピスウォーターを購入
燃料補給してあと10km弱歩かねば

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この時キャメルパックのホースの中の水が完全に凍りついてて歩きながら水が飲めない状況になってました
のどが乾いたらいちいちザックおろしてキャメルパック自体のふたを開けて水の飲まねばならないので効率が悪い

ここまで冷えるとは思ってなかった

丹沢の冬を舐めてました

 

 

丹沢山~塔ノ岳

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目指す塔ノ岳1491mまでは2.5km
1:00のコースタイム

もう体力は残ってない

ここからは気力を燃やして歩く

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心が折られそうな寒さと疲労の中、天候が回復して来た

これは嬉しい

お天道様が顔を出してくれたことにより暖かくなるのも嬉しいが、何よりも景色が見られるのが一番の元気の素だ

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歩いていると左膝に痛みを感じ始めた
まだ7km以上残ってるのにこれはマズイぞ
などと思ってたら隊員も「膝が痛いんですけど…」と

流石に無茶し過ぎたか

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PM15:40

日が暮れ始めた

冬山の日暮れは早い

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頑張って歩け!本日最後の山頂、塔ノ岳はすぐそこだ!

痛む膝を庇い、2人とも脚を引きずる様に歩く

塔ノ岳で夕日に映える富士山を見るんだ!

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PM16:05塔ノ岳(1491m)登頂

間に合った…

この塔ノ岳山頂から望む富士山は丹沢山地一の絶景である

何度も登った塔ノ岳だが、常に日帰りだったので夕刻時にこの山頂に居るのは初めてのことだ

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夕陽に沈みゆく富士山

晴れ渡った丹沢山地の空の夕暮れ

言葉には出来ない感動を味わう

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頑張って歩いて来た甲斐があったという者だ

ちょっと泣きそうになってしまった

 

 

塔ノ岳~大倉バス停

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しかしボーっとしてる時間は無い
これから通称馬鹿尾根を大倉まで降りなければならない
ここまではコースタイム通りにこれた
残り6.4kmコースタイム1:50の急勾配な降りを歩かねばならない
しかし問題は膝だ
実はこの塔ノ岳頂上の段階で2人とも膝が限界に来てた
山小屋に泊まる事も考えたが
多少無謀かとも思われるが強行下山する事に決める

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壊れた膝にこの大倉尾根の降りは無理があり過ぎた

2人とも痛みで歩けず、数歩歩いては座り込み膝をさする

コースタイムどころか無事下山できないかもしれない

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金冷シを超え、なんとか立花山荘まで辿り着いたあたりで無情にも完全に陽が暮れてゆく

まだまだ先は長い、いよいよ山小屋緊急泊も考えなければならないか

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代わりにお月様が顔を出す

完全に夜が更けてしまった

そういえば今夜は皆既月食だ

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眼下に秦野市の町の灯りが広がる

綺麗だな(現実逃避)

あと数kmで登山口なのにこの距離が辛い

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陽が暮れ一気に冷え込む登山道

こうしてはいられない

ヘッドランプを装着して無理やりにでも歩き出す

気合いで下山するにしても、山小屋まで辿り着き緊急泊するにしても早く行動しなければ命に拘る

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真っ暗の登山道は不気味だ
もちろん歩いてる人なんか我々以外に居ない
お化けとか出ないでよねマジで苦手だから

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暗いよ、怖いよ、寒いよ

泣きそう

ゆっくり歩き、30分おきに膝を休め、なんとか大倉に下山できた!

1:50のコースタイムを3:20かけて降りたため大倉バス停にたどり着いた時は午後7:40だった

良かった…生きて還れたよ…

お疲れ様!

 

 

おまけ

もう最後の1時間なんてぶっ飛びかけた意識で隊員と「温泉」と「生ビール」の話しを延々としながら自分たちを鼓舞して歩いていた

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こんな時間に下山してくる登山者なんて居る訳無いので大倉バス停の店は全部閉まっててバスもタクシーも居ない
仕方がないのでまずは家族に無事下山の連絡した後タクシーを呼ぶ
そのまま秦野の温泉、湯花楽へと向かってもらう

温泉ランド湯花楽にて1日の汚れを落とし湯に浸かる
極楽である

そしてまたタクシーで秦野駅まで向かう
秦野駅到着21時
家に帰るには23時半の電車に乗れればいい

秦野駅前の大衆居酒屋に入りここからは至福の宴会タイムといきますか!
この為に風呂上がりに何も呑んでない(笑)

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居酒屋で席に着くなり
我々「すいませ~ん、生4つ!」
お姉さん「2名様ですよね…?」
我々「ハイ!2名です。生4つ」

お姉さん「かしこまりました(笑)お疲れ様です(笑顔)」

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見てくださいよ!

とても2人で食べる量ではない!

だって死ぬほど疲れてて、飯もカップヌードルだけで12時間歩き続けたんだもの!

もうこの日は生ビール何杯呑んだか憶えていない

いやぁ今回はちょっと無謀だった

流石に1日で歩く行程ではなかったかも知れない

そこはちゃんと反省しつつ次回も己の限界に挑む様な山登りをしたいと思う

今回の山行でこの相棒の体力は把握できた

だいぶ無理させても乗り切れるだけの体力があるので、あとは経験を積ませればかなり難易度の高いコースも連れて行けるだろう

今度モンベルにでも連れてって無理やりテント装備その他一式買わせることにしよう(笑)

今回は「丹沢山地南北縦断、日帰り敢行登山(後篇)」レポの紹介でした

 

 

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