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【スウィートホーム】BIOHAZARDの原点とも言える名作!和製ホラー映画がまさかのRPGでゲーム化!【ファミコン・カプコン・レビュー】

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オススメ度:★★★☆☆

 

『スウィートホーム』は1989年12月15日にCAPCOMよりファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。

1989年1月に公開された日本製ホラー映画『スウィートホーム』のゲーム化作品である。

キャッチコピーは「心の力を、私にください。」

 

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映画『スウィートホーム』 

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『スウィートホーム』は1989年1月21日に公開された黒沢清監督・伊丹十三製作総指揮による日本のホラー映画である。

興行成績は伊丹作品の中ではそれほどでも無かったが、和製ホラーとしては珍しく血飛沫が多分に飛び交うスプラッターホラーに当時小学生だった筆者はめちゃくちゃ怖く、未だにトラウマとして記憶に残る作品である。

ストーリー

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フレスコ画家である間宮一郎は多くの絵を館に遺し、この世を去った。

それから30年、テレビ局の取材班である4人、そしてその中の1人和夫の娘であるエミの5人は間宮一郎の幻のフレスコ画の撮影のため、山中の館を訪れる。

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呪われていると言われている館に足を踏み入れたが、5人は間宮夫人の霊の怒りを買い、館に閉じ込められてしまう。

5人は脱出するために館の内部へと踏み込んでいく。

訴訟問題

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映画公開後、配給元である東宝より発売されたビデオソフトを巡って監督の黒沢が伊丹プロと東宝を提訴した。

最終的に黒沢の敗訴が確定しているが、裁判沙汰の影響もあってか、現在本作品のビデオは絶版、DVD化もされていない。

その為現在この作品を視聴したければ、中古VHSを探して購入しビデオデッキを用意して鑑賞する他方法がない。

思い出のある作品なので残念である。

 

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ゲーム『スウィートホーム』

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前述した同名のホラー映画を原作にしたファミコン用のソフト。
悪霊が跋扈する屋敷に閉じ込められた5人のテレビ取材班でパーティを編成し、操作するパーティを切り替えつつ屋敷からの脱出に挑むRPGである。

ストーリー

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フレスコ画家であった故人・間宮一郎の住居であった無人の館へ忍び込んだテレビの取材班5人が霊により閉じ込められる。

5人は館から脱出するべく、館の様々な謎を解き、罠を回避し、モンスター(霊、クリーチャー)と戦っていき、館の主で今は亡き「間宮一郎」の妻である「間宮夫人」の霊の怒りを鎮めることを目指す。

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この様にあらすじは概ね映画に沿っており以下の内容である。

 ただし本編は原作とは大幅に変更されており、映画とはかなりの相違点を持ったストーリーとなっている。

舞台

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探索の舞台となる間宮邸だが、中はまさしく“魔窟”と呼ぶにふさわしい状況となっている。
間宮夫人がとある悲劇をきっかけに怨霊と化したため、屋敷内には異形の怪物や悪霊が徘徊するようになり、さらに屋敷の手入れも行き届かなくなったために、至る所が破損している。
そんな間宮邸を脱出するにはプレイヤーキャラの協力が必要不可欠となる。

システム

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そして何と言っても『スウィートホーム』が通常のRPGと一線を画し、ホラーゲームとして大きな評価を得ている要因の1つが、“一度死んだキャラは絶対に生き返らない”という仕様である。

当然仲間が減るたび戦闘で使用できるキャラは減り、パーティー全体で持てるアイテム数も減るためゲーム進行の難易度は高くなっていく。

このため、完全に進行不可能となった場合に選択する「ギブアップ・あきらめる」というコマンドが存在する。常に死と隣り合わせの状況が、本作の恐怖の要素の一つになっている。

 

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『BIOHAZARD』へと受け継がれたシステム

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RPGという枠組みの中で原作のホラー映画の世界観を再構築し、独特なシステムによってリアリティある恐怖感を追求した作風が特徴である本作は後に、共通のスタッフにより製作された『BIOHAZARD』の元となった作品である。

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『BIOHAZARD』だけではなく、その後の様々なホラーゲーム全般に影響を与えたホラーゲームの草分け的なタイトルと言っても過言ではない。

『BIOHAZARD』へと受け継がれたシステムには下記のものがある。

限られたアイテム数

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HPの回復に使用するアイテムの入手数が制限されている点が共通している。

これにより“いつでも”“何度でも”体力を回復する事はできなく緊張感をもたらしている。

『BIOHAZARD』でもハーブや救急スプレーの数には限りある。

ドアの開閉

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ドアの鍵を開けた際に、主観視点でドアが開くアニメーションが挿入される。

「ギー…」という独特な音色のSEもあって恐怖を煽られる演出である。

『BIOHAZARD』では同様の演出が採用されており、それは階段の上り下りなどでも挿入されている。

アイテムの所持数

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持ち歩けるアイテム数の上限が厳しく、見つけたアイテムの取捨選択に悩まされる。

これによりプレイヤーは生き残るために必要なアイテムをチョイスしなければならなく、間違うとゲームオーバーに繋がることもある。

『BIOHAZARD』でも同じくアイテムの持ち運びには厳しい制限がかけられている。

ただしこちらは「アイテムボックス」が用意され、所持制限によるリスクは多少緩和されている。

 

最後に

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プレイヤーの恐怖を掻き立てる様々な演出や、それまでにない様々な工夫を施された本作はそ非常に高く評価できるタイトルである。

本作の存在が、7年後にPlayStation用ソフトとして発売されるあの『BIOHAZARD』の誕生に繋がっていると思うと非常に感慨深いものがある。

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筆者が本作をプレイした時はまだ小学生であり、『スウィートホーム』の映画を震えながら鑑賞し、それを原作としたRPGである本作にも興味を持ったのが切っ掛けだった。

前述した恐ろしいシステムと物語に加えBGMもホラーとしてかなり秀逸であり、場を盛り上げながら恐怖を増幅していく曲ばかりであり、まさにホラー映画をプレイしている雰囲気で遊ぶ事ができる。

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筆者は友達から借りてのプレイであったが、返す約束の期日までにクリアする事ができず残念ながら未プレイである。本当は怖くて途中でプレイをやめたのだが(笑)。

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とにかくRPGとしてもホラーゲームとしてもかなり完成度の高い作品なので、また遊んでみたいのだが、原作である映画が権利問題を抱えていることもあり、リメイクやVC配信が限りなく不可能に近くプレイする方法が見当たらないのが非常に残念である。

今回はBIOHAZARDの原点となった名作ホラーRPG『スウィートホーム』の紹介でした!

 

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