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【屍人荘の殺人】ゾンビ×美少女名探偵?ようこそ、奇想天外の密室ミステリーへ。【映画レビュー】

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オススメ度:★☆☆☆☆

 

『屍人荘の殺人』が2019年12月13日より公開となりました。

作家・今村昌弘のデビュー作品の実写化作品。

国内ミステリーランキング4冠を達成したベストセラーが、人気若手俳優を中心としたキャストにより小説とはまた違う雰囲気で描かれている。

 

 

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屍人荘の殺人


映画『屍人荘の殺人』予告【12月13日(金)公開】

 

原作は今村昌弘のデビュー作であるミステリー小説『屍人荘の殺人』は、国内主要ミステリー賞を総なめににし、4冠を達成!

斬新なトリックの数々で日本中を驚かせた超話題作が豪華キャスト・スタッフによりついに実写映画化!

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監督は「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL」(2014)や「任侠学園」(2019)の木村ひさし、脚本は「トリック劇場版」(2002)や「チーム・バチスタの栄光」(2008)などの蒔田光治が手がける。

出演者には若手実力派俳優・神木隆之介、大人気女優・浜辺美波、そして人気急上昇中の今最も旬な俳優・中村倫也ほか、若手からベテランまで個性豊かな俳優陣が大集結。

 

ストーリー

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神紅大学のミステリー愛好家に所属する葉村譲と明智恭介は学内の事件を推理する自称“ホームズ”と“ワトソン”。

しかし葉村はミステリー小説オタクなのに全く推理が当たらない万年助手。

事件の匂いを嗅ぎつけて首を突っ込む会長の明智に振り回される日々を送っていた 。

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そんなある日、2人の前に剣崎比留子という謎の美人女子大生探偵が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかける。

部員宛に謎の脅迫状が届いたこと、去年の参加者の中に行方知れずの女子部員がいることを伝え、葉村と明智の興味をひく。

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3人が向かった先は山奥に佇むペンション「紫湛荘」。

そこに次々と現れるクセモノだらけの宿泊者。

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しかし葉村たちは想像を絶する異常事態に巻き込まれ、立て篭りを余儀なくされる。

一夜が明け、ひとりの斬殺死体が発見される。

それは死因もトリックも全てが前代未聞の連続殺人の幕開けだった──。

 

感想(ネタバレ)

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筆者は映画を鑑賞する場合、なるべく情報をシャットアウトした状態で劇場へ足を運ぶようにしている。

そのため原作を知っている作品の映画化以外のモノに関しては、主に予告編やネット配信されているプロモーション動画などで自分なりにどんな物語か推測して、興味をそそられたら劇場にて鑑賞するという判断をしている。

なのでたまにハズレを引く時もあり、そういう時はなるべく自己責任だと思うようにしているのだが…。

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しかし今作に関してはあまりにも予告編と本編の中身がかけ離れていて愕然とした。

予告編では完全に山奥のペンションで発生する謎の密室連続殺人事件という触れ込みであり、まさか主人公たちの訪れている地域がゾンビに溢れ、紫湛荘に立て篭もらなければならなくなる設定とは思いもしなかった。

もちろん死亡原因の半分はゾンビに噛まれ感染。

密室殺人トリックもゾンビウイルス絡み。

これはこれでゾンビ物に推理要素を絡ませるという斬新な発想は面白いと思うが、それならゾンビ物ということぐらいは予告編で触れるべきだろう。

全く原作を知らない筆者はスーパーファミコンのゲーム「かまいたちの夜」のような設定を期待していたので、それが突如序盤からゾンビパニックになる展開に虚を突かれすぎて呆気にとられてしまった。

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そして今回主人公の神木隆之介、ヒロインの浜辺美波の次に大きく扱われている名探偵明智役の中村倫也。

明智は非常に個性的な役どころであり、完全に準主人公という存在感を放っているが、彼は序盤で速攻ゾンビに喰われて死ぬ。

あれだけの重要キャラクターが、一番最初にあっけなく死ぬもんだから、なんらかのトリックを駆使して生きているものだと思っていた。

後半に満を辞して登場し、華麗な推理を披露してくれると信じて疑わなかったが、マジで最初で死んでいた。

全てが解決したエンドロール直前のラストに現れたが、ゾンビ化してて剣崎に頭を槍で貫かれて駆除されて終了。

更にタチが悪いのは、予告編では葉山・剣崎・明智の3人がメインに扱われてて、明智があんな序盤に一瞬で死ぬなんて考えられない構成になっている。

予告編での中村倫也のシーンで本編出演の半分くらい使ってるのではないだろうか?

中村倫也はよく出演したな…。

とにかくゾンビの件と明智即死の件で本作の予告編は完全に“予告編詐欺”になっている(笑)。

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予告編以外で好みに合わなかったのは、俳優陣の演出がコメディ色に全振りでとにかくギャグテイストに溢れた台詞回しや表情だったこと。

連続殺人のミステリーにおいてこれは残念な演出としか言えず、終始恐怖感の薄い中で人が死んでいくのは滑稽でしかなかった。

原作を読んでないのでどうなんだろう?原作もギャグテイストなのだろうか?

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さらにゾンビ化した人間を殺すには頭部破壊を行うしかないのだが、頭部を槍で突き刺したり、鈍器で殴るシーンのみイラストで表現されているのが興醒めであった。

本作はゾンビと殺人事件を扱う映画であるにも関わらずレイティングがG(全年齢対象)なので、おそらくそれを狙った演出であろう。

たしかにキャストは若い年齢層に人気の俳優を揃えているので、その層を集客できなくなるのは手痛いとは思うが、ゾンビ物で頭部損傷の瞬間だけチャチなイラストに挿し変わる実写映画ってどうなのよ?と残念に思ってしまった。

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かなり辛口な感想となってしまったが、本作のファンの方はあくまで個人的な評価だと思い許して欲しい。

予告編のみの情報で劇場に行くのも、ミステリー作品はシリアスな演出が良いと思うのも全て筆者の好みでしかないので、コミカルタッチのゾンビ×推理物が好きな方や神木隆之介、浜辺美波が目当てのファンの方などは楽しめるかも知れない。

今回はゾンビ×美少女名探偵!国内主要ミステリー賞4冠を達成したベストセラーの映画化『屍人荘の殺人』の紹介でした!

 

 

 

 

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