こんにちは、Zelです。
今回は2019年を振り返り、筆者が実際に購入して読んだ漫画をランキング形式で紹介する記事です。
連載終了、連載中、昭和から令和まで色々取り上げてます。
ただし2019年に新刊が発刊されていても過去の『漫画ランキング記事』で紹介済みの作品は除外しています。
- はじめに
- 【第18位】ワルキューレの降誕・栄光
- 【第17位】アイとアイザワ
- 【第16位】銃夢
- 【第15位】我妻さんは俺のヨメ
- 【第14位】BLACK ANGELS
- 【第13位】新のぞき屋
- 【第12位】県立海空高校野球部員山下たろ〜くん
- 【第11位】ザ・ファブル
- 【第10位】代紋TAKE2
- 【第9位】新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd
- 【第8位】ふたつのスピカ
- 【第7位】BLACK LAGOON
- 【第6位】懐かしのファミコン物語Ⅰ・Ⅱ
- 【第5位】からかい上手の高木さん
- 【第4位】赤灯えれじい
- 【第3位】第七女子会彷徨
- 【第2位】天国大魔境
- 【第1位】寄生獣
- 最後に
- あわせて読みたい
はじめに
ランキング順位は筆者の独断となっているので個人の趣味嗜好が大きく影響しているのを理解してください。
一応の目安として『オススメ度』という項目を設定しています。こちらは“万人に受け入られるか”で採点しています。
オススメ度が低くてもランキング上位の作品は、筆者と同じ変態的なセンスを持っている方や、そのジャンルに特化した尖った感性だったりするなら超絶面白いと感じるはず!(笑)
「なんか面白い漫画ないかなぁ?」と思った時の参考になれれば幸いです。
それでは早速いってみよう!
【第18位】ワルキューレの降誕・栄光
オススメ度:★☆☆☆☆
情報
完結済み
降誕全2巻/栄光全2巻
あらすじ
かつてゲームファンを熱狂させた、伝説の女神が今甦る!
ナムコ公認完全新作ストーリーで贈る、ワルキューレ生誕の物語、堂々登場!
平和を脅かす、旧世界の巨人・グロールの怨念…。
世界の命運を懸け、集いし勇者達のとる術は?
これはゲーム「ワルキューレの冒険」のプレリュードを語る物語。
紹介
かつてナムコのファミコンゲームで衝撃的なデビューを果たしたワルキューレ。
そのキャラクター人気は、年月を経た今でも色あせることはない。
富士宏の描くワルキューレは魅力的であり、読んでいるとゲームに夢中になった少年時代を思い出せる。
ファミコン時代を知らない世代にはお勧めしにくい作品でもある。
【第17位】アイとアイザワ
オススメ度:★☆☆☆☆
情報
完結済み
全2巻
あらすじ
視界に入る情報を瞬時に記憶する“カメラアイ”の持ち主である女子高生・アイ。
彼女は、時給一千万円の“高額バイト”に惹かれ、ついていった人工知能の研究機関・NIAIが開発するAI「アイザワ」に恋に落ちてしまう──。
しかしそんなトキメキも束の間、アイザワはこれから起こる世界大戦の阻止をアイに依頼する!
このマンガは、そこから始まる人類の存亡を賭けた恋と戦いの冒険譚。
紹介
絵柄に一目惚れして購入した作品。
この作者の描くキャラクターは魅力的で活き活きしているので読んでいて楽しい。
ストーリーも意外性に富んだものであり、なかなか興味をそそられる内容だ。
しかし2巻での急展開が少し足早過ぎる。1巻での盛り上がりは相当だっただけに残念だった。
個人的には万人にお勧めはしにくい。
【第16位】銃夢
オススメ度:★★☆☆☆
情報
完結済み
全9巻
あらすじ
舞台ははるかな未来、栄華を極める空中都市「ザレム」の真下には、ザレムから吐き出された廃棄物の山があり、これを囲う形でゴミを再利用して生きる人々が「クズ鉄町」を形成していた。
ある日、クズ鉄町でサイボーグ専門医を開業しているイド・ダイスケは、スクラップの山から、奇跡的に脳髄が良好な状態に保たれている少女型サイボーグの上半身を掘り出す。
彼女は頭部と胸部しか残っておらず、医療によって意識を取り戻しはしたものの、自分の名前も分からない彼女に、イドは「ガリィ」と名づけ、失われた腕や足など体の代用品を与えて育て始める──。
果たしてガリィの過去とは…。そしてこの世界の成り立ちは……?
紹介
2019年にジェームズ・キャメロンにより『アリータ:バトル・エンジェル』のタイトルでハリウッド映画化されたことにより話題になった作品。
原作である本作『銃夢』は1990年-1994年に連載されていた日本の漫画である。
強烈なメッセージ性を持つ作品であり、このメッセージに共感できる方なら一気に全巻読破してしまうほど面白いだろう。
人を選ぶ作品であることは間違い無いが、『攻殻機動隊』や『NieR:Automata』の世界観が好きなら一読の価値あり。
【第15位】我妻さんは俺のヨメ
オススメ度:★★★☆☆
情報
完結済み
全13巻
あらすじ
在床高校に通うさえない男子高校生・青島等は、ひょんなことから自分が10年後の未来にタイムスリップする能力があることに気づく。
タイムスリップした未来の世界では、学校一の美少女・我妻亜衣が彼の妻になっていた!
青島は、非モテ仲間の友達たちにそのことを話すのだが、まるで相手にされなかった。
未来を知る青島と、我妻さんや悪友仲間をが繰り広げる大爆笑ドタバタコメディー。
紹介
Kindleで3巻まで無料セールだったのでなんとなく購入。
あまりのくだらなさに大爆笑してしまった(笑)。
よくある冴えない男の子と超絶美少女の恋愛漫画なのだが、ギャグがめっちゃ笑える。
超お勧めという訳でも無いが、誰が読んでもそこそこ楽しめる王道的なラブコメディーなので機会があれば読んで欲しい。
【第14位】BLACK ANGELS
オススメ度:★★☆☆☆
情報
完結済み
全20巻
あらすじ
全国を巡りながら自転車のスポークを武器に、現代社会に巣くう悪人を闇に葬っていく。
自ら「黒い天使」と名乗る仕置人、それが雪藤洋士である。
被害者から報酬を一切受け取らず、法で裁けない悪人を抹殺する現代の『必殺仕置人』だ。
ブラックエンジェルは決して弱者を見捨てず、暗殺対象は法で裁けない外道のみと限られており、神父が定めた「死の掟」を厳守する──。
紹介
週刊少年ジャンプで読んでいた少年時代を思い出してKindleで大人買い。
読み返すと記憶してたよりハードな内容で少し驚いた。
昭和は規制がいろいろ緩かったから掲載できたのだろう。現在だったら少年誌で連載は問題がありそう(笑)。
題材として暴力団、消費者金融、性犯罪者など様々な現代の闇を取り扱っているが、被害者が救われないエピソードも多く陰鬱な物語であることは間違いない。
でも、おもしろい!
【第13位】新のぞき屋
オススメ度:★★★☆☆
情報
完結済み
全11巻
あらすじ
屈折した社会を創っているのは、個人のゆがんだ欲望である。
主人公・見(ケン)の職業は依頼を受ければどんな人間の生活も覗き、ターゲットの心の中も覗いてしまうプロの“のぞき屋”。
新人のスマイル、イルカ並の聴覚を持つ聴(チョウ)と探偵稼業を営んでいる。
見(ケン)を通して、依頼された調査にからむ様々な事件や人間模様を描いて行く。
紹介
いわゆる探偵マンガではあるが、人間の心理的な描写をとことん描くため、少し気が滅入る展開も多々ある。
しかし内容は相当面白い。
主人公・見(ケン)を筆頭に個性豊かな仲間たちが繰り広げる“人間の闇をのぞく物語”を是非読んでみて欲しい。
【第12位】県立海空高校野球部員山下たろ〜くん
オススメ度:★★★☆☆
情報
完結済み
全21巻
あらすじ
史上最高を目指す史上最低の野球部員、山下たろー。
彼の所属する海空高校野球部は、やる気の無い常に1回戦コールド負けの弱小チームだった。
ある日の練習中、同じ地区の強豪・山沼高校が練習試合の帰りに偶然立ち寄ったのを偵察に来たと勘違い。
さらに山沼の選手たちのお世辞を信じ込んだ海空ナインは猛練習を重ね、またたろーの野球への情熱に感化され、怒涛の勢いで勝ち進むのだった。
紹介
昭和末期に週刊少年ジャンプで連載された高校野球マンガ。
この手の漫画にありがちな“主人公が天才”という設定ではないのが面白い。
あまり上手とは言えないが(失礼)とても愛嬌のあるキャラクターの絵柄もみていて癒される。
弱小校だった海空高校が粘り強い野球で強豪たちに競り勝ってゆく姿は必見の価値あり!
【第11位】ザ・ファブル
オススメ度:★★★★★
情報
連載中
既刊19巻(2019年現在)
あらすじ
現代の東京。その伝説的な強さのため、裏社会の人間から「寓話」という意味を持つ「ファブル」と呼ばれる1人の殺し屋がいた。
その男は幼いころから「ボス」の指導を受け、数々の標的を仕留めてきた。
しかし、彼の正体が暴かれるのを恐れたボスは「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示する。こうして彼は「佐藤明」という名前を与えられ、ボスと古くから付き合いのある暴力団「真黒組」の庇護の元、一般人として大阪での生活を始めるのだった。
紹介
あまりにも評判が良いので「どんなもんだろ?」と読み始めたら一気にハマった作品。ストーリーは非常に練りこまれており、ファブルと彼を取り巻く登場人物も皆一癖も二癖もあり面白い。
笑いの見せ場と、戦闘での見せ場のバランスが絶妙。
ファブルの住む街もしっかりと描かれており、世界観に浸りながら読むことが出来る。
最近のハードボイルド系ではトップクラスの作品だ。
【第10位】代紋TAKE2
オススメ度:★★★★☆
情報
完結済み
全62巻
あらすじ
1979年、新宿。
暴力団 海江田組組員・阿久津丈二は、大学の応援団員たちとの喧嘩に負け、泣きながら詫びを入れていた。
この事件以降、丈二の人生は何をやっても上手くいかなくなり、10年後の1989年、弟分に鉄砲玉を命じられ、逃げる途中で自滅し惨めに生涯を閉じた。
しかし丈二が次に目覚めた瞬間、そこは1979年の新宿で、自分の転落のきっかけとなった大学生との喧嘩の場面だった。
10年分の記憶と人生経験を積んだ丈二は、気迫と知恵で大学生たちを撃退。
そして金の代紋をつけて街をのし歩いてやると胸に誓い、新しい人生をやり直し始める。
紹介
全62巻とやたら長編なので手を出せずにいた作品。
面白いと評判ではあったのでいつか読みたいと思っていたところKindleで3巻まで無料セールをやっていたので良い機会だと講読開始。
ヤクザ物×タイムスリップのストーリーが非常に良くできている。
時代背景も昭和60年からのお話であり、懐古的な楽しさも味わえるお勧め作品。
【第9位】新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd
オススメ度:★★☆☆☆
情報
完結済み
全6巻
あらすじ
TVアニメ版最終話のいわゆる「学園エヴァ」の世界観をベースに、チルドレンたちの学園生活を描いたパラレルワールド作品。
ある日の朝、碇シンジは通学途中に一人の少女と偶然ぶつかってしまう。
少女の名は「綾波レイ」。
シンジのクラスに転校生としてやってきた謎多き少女だ。
紹介
「少女漫画ってどうも面白いと感じないんだよね」
などと言ってた過去の筆者を許して欲しい。
いわゆる学園エヴァである本作はシンジやアスカ、レイ(ついでにカヲル、トウジ、委員長など)の青春群像劇を描くパラレルワールド作品。
内容は恋愛要素が強く、少女漫画と言えるジャンルであるが、ニヤニヤしながら読んでしまった(笑)。
エヴァ世代としては、この手の展開は本当に「待っていました!」的なストーリーなんだよね(原作が悲惨なだけに…)
とにかくエヴァ世代は必見!
誰ですか?「少女漫画は苦手なんだよね」とか言ってる食わず嫌いは!(笑)。
【第8位】ふたつのスピカ
オススメ度:★★★☆☆
情報
完結済み
全16巻
あらすじ
2010年、日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」が打ち上げられた。
しかし、上昇中に補助ブースターが爆発、獅子号は鴨川アスミの住む唯ヶ浜市街地に墜落する。
搭乗員は全員死亡、民間人にも多数の死傷者を出す大惨事を引き起こした。
これにより、日本の宇宙開発は大きく遅れる事になった。
数年後、この事故で寝たきりとなっていた母親を亡くしたアスミの前に、獅子号の搭乗員だった高野の幽霊であるライオンさんが現れる。
彼は独りぼっちだったアスミに、自らが果たせなかった宇宙への夢を語った。
その話を聞いてライオンさんと「ある約束」をしたアスミは、大きくなったらロケットの運転手になる、と心に誓う。
紹介
見ていると何故か心が温かくなるような柔らかい雰囲気を持つ作品。
ストーリーはストレートな青春群像劇であり、友情や葛藤に胸が熱くなる。
魅力的なたくさんの登場人物。
その中でもやはり主人公のアスミに心打たれる。
大人になり忘れてしまっている真っ直ぐな生き方。
そしてもう忘れてしまった夢。
大人にこそ読んで欲しい素晴らしい物語だ。
【第7位】BLACK LAGOON
オススメ度:★★☆☆☆
情報
連載中
既刊11巻(2019年現在)
あらすじ
旭日重工の会社員岡島緑郎は、社の機密事項である重要なディスクを、ボルネオ支社まで船で運ぶ途中、「ブラック・ラグーン」と名乗る4人組に襲われ、人質に取られてしまった。
旭日重工は、東南アジアへの非合法ルートを使って密貿易をしていて、それに一枚噛ませろと要求する組織が裏社会の運び屋「ブラック・ラグーン」に依頼をしたのだ。
そして旭日重工は機密を守るため緑郎を見捨てる。
自分を見捨てた会社に愛想を尽かした緑郎は、そのままブラック・ラグーンのメンバーに。
ダッチが付けたロックという名前と共に、危険と背中合わせの世界に身を置くことになる。
平穏なサラリーマン生活から、銃弾飛び交うハードボイルドな世界に180度の転身をしたロックを中心に描かれる
紹介
とにかく格好いい!
絵柄も登場人物もセリフも全てがハードボイルドでありクール。
筆者はアニメから入ったのだが、原作を読んでよりいっそうこの作品のファンになった。
アニメは原作をなるべく忠実に再現されてることが良くわかった。
つまりアニメが好きなら原作もお勧めできるということだ。
聖書やらミリタリー知識など様々な雑学があればジョークの内容などもより楽しめるだろうけど、そんなの無くても裏社会・アウトロー・ガンアクションなどが好きな人にはたまらない雰囲気の作品。
【第6位】懐かしのファミコン物語Ⅰ・Ⅱ
オススメ度:★★☆☆☆
情報
完結済み
全2巻
あらすじ
そんなに古くない時代の話だけど、なんとなく懐かしい気がするあの「ファミコン」をテーマに据えた、クロニクル風ストーリー漫画アンソロジー。
読めば、まるでタイムマシンに乗って、ファミコンゲームに夢中になってた1980年代のあの頃の自分に戻れる。
ゼルダにドラクエ、マリオにトランスフォーマー……。
昭和のファミコンタイトルをテーマに懐かしい思い出話がオムニバス形式で綴られたゲーム回顧録。
紹介
様々な作者が書いたファミコンにまつわる話を1話ずつ掲載した昭和のファミっ子世代向けのアンソロジー漫画週。
その話も思わず「あるある」とニヤけてしまうファミコンネタを扱いながら、ホロっと感動するようなエピソードを絡めてありとても心温まる。
ファミコン世代には是非読んで欲しい、昭和とファミコンを舞台にした作品集だ。
【第5位】からかい上手の高木さん
オススメ度:★★★★★
情報
連載中
既刊11巻(2019年現在)
あらすじ
中学校の同級生同士である「西片」と「高木さん」のやりとりを描くラブコメディ。
高木さんが西片をからかい、西片は高木さんに仕返しをしようとするが、高木さんに見破られてしまうという2人の関係性を軸に、西片の視点から描かれている。
各話を繋ぐ明確なストーリーは無く、西片と高木さんの間のひとつの出来事が一話に収められている。
紹介
甘酸っぱい…。うん、甘酸っぱいね。
いい大人がこの作品を読むと終始口元が緩みっぱなしだ(笑)。
高木さんの可愛さは尋常じゃ無いと思うが、西片くんも可愛いし、もう甘酸っぱすぎて見てられない(見るけど)。
筆者の好きな漫画はコアな趣味の同志にはウケるけどメジャーではない物が多いのだけど、この作品は別。
もう老若男女、どの世代でも絶対に楽しめると思うでの是非読んで欲しい!
【第4位】赤灯えれじい
オススメ度:★★★☆☆
情報
完結済み
全15巻
あらすじ
舞台は大阪、時は2002年。
無学歴、臆病、貧乏、フリーターでヘタレの主人公のサトシ。うだつの上がらない悶々とした日々を送っていたある日、赤灯(誘導棒)を振る交通警備員のバイト先の現場で、新人の女の子チーコと出会う。
容姿は可愛いものの、ド金髪で気が強い上に喧嘩っ早いという、一目でヤンキー上がりと分かる自分とは正反対のチーコに最初は戸惑うも、日々接して行く内に彼女の心優しい魅力的な面に魅せられ、サトシは心奪われチーコを好きになる。
自分とはまるで釣り合わないチーコだが、彼女に対する思いは募って行き、ある日ついに勇気を出してチーコに自分の想いを告白するが…。
紹介
ドジでヘタレなサトシと可愛いけど金髪元ヤンのチーコの青春ラブストーリー。
まるで正反対な二人だけど、共通な部分は純情で勤勉というところ。
つまり人としてはとても魅力的な2人なのだ。
そんな2人が少しずつ、不器用ながらもお互いの気持ちを伝えてゆくストーリーは読んでいる読者を幸せな気持ちにしてくれる。
若い2人が好きな人を大切にしながら、大阪で必死に生活していく姿を描く素敵な物語を是非読んで欲しい!
【第3位】第七女子会彷徨
オススメ度:★★☆☆☆
情報
完結済み
全10巻
あらすじ
現代よりいっそう科学の発展した近未来の日本では、高校入学と同時に友達を組み与えられる「友達選定システム」が制定されていた。
授業科目にも「友達」を導入する美球高校(みたまこうこう)に入学した金やんと高木さんは、友達番号7番としてペアを組み、コミカルでありつつもブラックユーモアやSFの入り混じった日常を過ごして行く。
紹介
なんとなく作風が好みだなぁと思ったら、作者はあの「石黒正数」のアシスタントをしていた「つばな」。
現代の文明でありながら不思議な道具や現象が起こる日常を描く本作はどことなく『それでも町は廻っている』の雰囲気にも似ている。
キャラクターの個性や、ギャグレベルの高さは筆者の好みにドンピシャであり、是非お勧めしたい作品のひとつだが万人受けするかと言われるとイマイチ自信がない(笑)。
この世界観と作風が好きな人なら、どハマりすると思うが、かなり人を選ぶ作品だと思うので自己責任でお願いします(笑)。
【第2位】天国大魔境
オススメ度:★★★★☆
情報
連載中
既刊3巻(2019年現在)
あらすじ
外界から隔絶された施設で暮らすトキオは抜き打ちテストの問題に「外の外に行きたいですか」という文言が一瞬、浮き上がるのを見つける。
同じ施設に住むミミヒメは動揺するトキオに「外からふたりの人間が自分を助けに来てくれる。そのうちの1人はトキオと同じ顔をしている」という予言をおこなう。
一方、動揺するトキオに声をかけた園長は「外の世界は地獄だ」と言う。
外の世界では、未曾有の大災害から15年が経ち、現代文明は完全に破壊され、生き残った人々はまだ使える施設を利用しながら細々と生活していた。
そんな荒廃した日本をトキオとそっくりの顔をしたマルという少年がキルコという少女と旅をしていた。マルはミクラという女性から、「天国で同じ顔をした人間を探し、薬を打て」と命じられていた──。
紹介
天才・石黒正数の新作。
壮大なスケールで描かれる冒険活劇。
キャラクターも魅力的であり、これからもどんどん人気が出てくるだろうと思われる作品。
謎が謎を呼ぶ展開に常に続きが気になって仕方がない。
解き明かされる極上の謎!そして、冒険は新たなステージへ──。
【第1位】寄生獣
オススメ度:★★★★★
情報
完結済み
全10巻
あらすじ
ある日突然、空から人知れず多数の正体不明の生物が飛来する。
その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳を含めた頭部全体と置き換わる形で寄生して全身を支配し、超人的な戦闘能力で他の人間を捕食するという性質を持っていた。
寄生後の頭部はもはや人間の物ではないが、自在に変形して人間そっくりに擬態する。彼ら「パラサイト(寄生生物)」は高い学習能力で急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛れ込んでいった。
その日まで平凡な高校生 であった泉新一は、1匹のパラサイトに襲撃されるが、間一髪で脳の乗っ取りだけは免れる。
パラサイトは新一の右腕に寄生して同化し、右手にちなんで「ミギー」を名乗るようになり、新一とミギーの共生生活が始まる。
紹介
少年時代に読んだことのあった作品だが、久しぶりに読み返したくなりKindleで大人買い。
やはり面白い!一気に全巻読破してしまった。
1988年に連載開始と古い作品ではあるが、現在でも十分通用するストーリーと世界設定であり、20年経った今でも超A級と言ってよい漫画である。
若い世代では知らない人もいるかも知れないので、是非騙されたと思って読んでみて欲しい。
1巻だけでも読めば、もう続きを読まない訳にはいかなくなり一気に最後まで完読するであろう。
そして最後は感動の涙が…。
最後に
2019年は全ての漫画をKindleで購入しました。
数千冊の本を手軽に旅行に持っていけるし、お風呂で読書も快適だしで最高の電子書籍ライフを送っています。本当にお勧めなので是非体験して欲しいと思います。
さて、『漫画ランキング』も第5弾となったので、今回は2019年に読んだタイトルをランキング形式で紹介してみました。
新しく読み始めた新作もあれば、過去の読んだことのなかった作品、少年時代に読んだ懐かしの漫画の再読まで様々なタイトルを紹介していますが、気になった作品があれば手にとって読んでみて欲しいです。
もしこの記事で知って、読んでみた漫画が面白いと思ってもらえたらとても嬉しいと思います。
今回は『2019年に読んだ漫画Best17!』の紹介でした!
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