サブカルチャーのある生活

お酒とサブカルを愛する昭和生まれの徒然草

【給食の時間です。 1巻】懐かしくも美味しかった「給食」を通じて触れ合ってく日常グラフティ

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オススメ度:★★★☆☆

 

2016年9月に飯田先生により裏サンデーにて連載中。

第5回裏サンデー/マンガワン連載投稿トーナメント優勝作品。 

給食を通したクラスの児童の交流を描いており、それぞれの境遇や悩みが展開していく物語。

 

 

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あらすじ

5年2組、佐野和彦くんはクラス替えで仲の良かった友達とクラスが別になってしまう。
新しいクラスで1ヶ月が経っても、新しい友達はできないまま…。
そんな中、岩谷実子さんという女の子が転校してくる。
岩谷さんは佐野くんの隣の席になる。
岩谷さんは、給食が大好き。 いつも美味しそうにおかわりしている。
そんな岩谷さんと、佐野くんと、クラスのみんなが、「給食」を通じて触れあっていく物語。
 

登場人物

佐野和彦

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本作の主人公。物語開始時点で小学校5年生でクラスは2組。 
進級時でのクラス替えで友人と離れ離れになり初めは一人で給食を食べていた。 
大人しく引っ込み思案な性格で当初はクラスに馴染めずにいたが、岩谷さんとのかかわりをはじめとしてクラスにも友人ができるようになった。 
苦手なことから逃げてしまう癖があったが徐々に改善している。 
岩谷さんの美味しそうに給食を食べる姿が気になっている。 
優しい性格だが、ちゃんと怒るときは怒る人。 
自分に自信がないようで、夢を持っている人や何か目標を持っている人をうらやましく思っている。 

 

岩谷実子

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栗色の長い髪をしている。

佐野和彦のいる5年2組に、最近転校して来た。物静かで、クラスメイトとはまだ馴染めずに、周囲からは変わった女の子だと思われている。

しかしとっても優しい性格の持ち主。 
きれい好きで、掃除当番の時には少しの汚れも見逃さない。

以前は嫌いな食べ物が多かったが、今はおかわりをするほどに給食が大好き。 
普段はぼーっとしていて、よく授業中に居眠りをしている。
鈍臭そうにみえるが、意外と体育が得意。

母親は2年生の時に病気で他界しており、父親と2人で暮らしている。 

 

石丸あたる

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肥満体型で眉毛が太い。

通っている塾が佐野和彦と同じで、同じ5年2組のクラスメイトになる前から顔見知りだった。

成績優秀で塾では進学クラスに所属しているが一方で素行が悪く、学校の授業中に塾の宿題をやって怒られたりしている。 
中学受験のために塾が忙しく親しかった友人たちと疎遠になり、序盤は佐野くん同様一人で給食を食べていた。 
佐野くんと岩谷さんが急に仲が良くなったことに嫉妬して絡むが、一緒に給食を食べたことで彼らに謝罪して和解し友人になった。 
その後よく彼らと行動を共にする。

 

阿久津洋介

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短髪で襟足以外の髪が茶色い。佐野くんのクラスメイト。

スポーツ万能で友達も多いため、クラスの人気者で女子からもモテる。 
優しい性格で、水泳が得意。

仕事で帰りの遅い母親の代わりに、学校の帰りに、保育園へ弟達を迎えにいくことを日課にしている。 
両親は離婚していて母親や弟と暮らしている。 
要領がよく同情されるのが嫌い。 
家庭環境からかとてもしっかりしているが…

 

八重沢さくら

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長い髪をツインテールにしている。佐野くんと同じ5年2組のクラスメイト。

積極的な性格で、クラスの女子の中では一番目立つタイプ。
周りの目を非常に気にしている。 
最初は料理が苦手な振りをしていたが、実は定食屋の娘で、時々お店を手伝っているため、料理が非常に得意。定食屋のことも親しい友人にしか話していない。 
当初は佐野くんに苦手意識を持たれていたが、優しいところがあると評され徐々に打ち解けていく。 
友人思いな性格で下村さんのことで軽はずみな発言をした友人に注意した。
阿久津くんに好意を抱いているが今のところ伝わっている節はない。

 

坂本果南子

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前髪を上げて長い髪を後頭部で1つに束ねている。佐野くんのクラスメイト。 
佐野くん同様跳び箱が苦手で同じく5段までしか飛べない彼から、一緒に放課後に跳び箱の練習をしないかと誘われたものの、薄ら笑いをしながら断っている。 
放課後での跳び箱の練習の際に女子グループとともにからかいに行き、跳び箱を跳ぶ際に手を滑らせ落ちたものの咄嗟に岩谷さんがかばったため怪我を負わずに済む。 
落ちた後もヘラヘラと笑って取り繕っていたが、佐野くんに激怒され謝罪した。 
本気でやって失敗した時に周囲に笑われるのを恐れ、そんな臆病な性格を隠すために女子グループの中でいつもヘラヘラと笑い、表向きは明るく振舞っている。 
後に佐野くんのことが好きになり、ピアノのコンクールでは見に来るように真っ先に彼と約束した。
 
 

給食を通して友達の輪が広がってゆく

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新しいクラスに馴染めなくて、ひとりで給食を食べてる佐野くん。

ひとりで食べる給食は味気なくてひとつも美味しいとは思えませんでした。

そんな中隣の席の転校生、岩谷さんの食欲旺盛な姿に興味津々になる佐野くん。

初めは「変な子だなぁ」と思って少し避けていました。

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ある日佐野くんがうっかり牛乳瓶を落として割ってしまう。

新しいクラスで友達もできないし、何やってんだ自分はと落ち込んでいると翌日クラスメートから佐野くんが怪我して保健室に行った後のことを聞きます。

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それを聞いて佐野くんは岩谷さんと仲良くなりたいと思い始めます。

そして翌日勇気を振り絞って「一緒に給食を食べよう」と誘いました。

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毎度のことながら給食を美味しそうに食べる岩谷さん。

そして佐野くんは気付きます。

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友達と一緒に食べる給食はとっても美味しいということに。

 

 

子供たちの優しさを感じる物語

クラスメートも皆子供ながらに悩みや夢を持っています。

毎話ひとりの友達に焦点を当て物語は展開していきます。

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受験勉強でストレスが溜まってイライラしてた石丸くん。

受験勉強のせいで仲の良かった友達とも疎遠になり、自分もひとりで給食を食べていたので仲良くなって二人で給食を食べていた佐野くんと岩谷さんについ意地悪を言ってしまいます。

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女の子と仲良くしてるのをからかわれるのが嫌なお年頃で今まで黙ってた佐野くんが初めて怒ります。

そして翌日岩谷さんは「石丸くんも給食に誘おう」と提案。

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久々に皆で給食を食べて盛り上がる3人。

やっぱり食事はみんなで食べた方が美味しいよね!

 

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どんなに斜に構えてたりしても、みんなまだ小学生。

純粋ないい子達だし寂しがり屋なんだよね。

給食を通し友達の輪が広まっていく展開が心温まります。

 

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この1巻だけで色んな子供達の悩みや問題が描かれます。

 

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どれも重い悩みではなくどこにでもあるような、でもバカにはしてはいけない繊細な事柄だったりします。

 

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その様々な問題を友達の優しさや親御さんの愛などで解決していくほのぼのな展開が見ていて微笑ましい。

 

 

給食献立メニューでニヤニヤできる

すいません。おっさん世代なんで(笑)

毎回紹介される給食の献立メニューが妙に懐かしいのです。

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この牛乳ね!

蓋をひっくり返す遊びやりませんでした?

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黒糖パン…?

筆者は揚げパンの方が記憶に残ってます!

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カレーは「おかわり戦争」でしたよ!

もう男子なんか「いただきます」から3分後にはおかわりしてましたから!

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この味噌汁は主人公たちが家庭科実習で作ったモノなんです。

そう言えば家庭科の授業で作った料理を給食で食べた事ありましたね。懐かしいです。

筆者が小学生の頃と今もあまりメニューは変わっていないのかな?

栄養バランスとかを考えると給食は究極形態なのかもしれませんね。

 

そして2巻へ続く

岩谷さんと偶然墓地で出会う佐野くん。

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そこで佐野くんは岩谷さんのお母さんが亡くなっている事を知るのでした。

 

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どんな言葉を掛けていいか解らない佐野くん…

 

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1学期の最終日道具箱やアサガオを持って帰宅する中、岩谷さんはお母さんに報告をした事を佐野くんに話します。

 

「わたし、友達ができたんだよ」

 

1巻はここで終了。色んなことがあった1学期ですが友達もたくさんできて楽しい学校生活でした。

2巻は2学期からのお話ですが、それはまたの機会に記事にしようと思います。

今回は「給食の時間です。 1巻」の紹介でした!

心温まる良い物語なので気になった方は手にとって読んで見てください。

 

 

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