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【ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境】あのバンダイのアニメゲーム化なのにクソゲーじゃない稀有なタイトル!【ファミコン・バンダイ・レビュー】

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オススメ度:★★★☆☆

 

『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』は1986年4月17日にバンダイよりファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたアクションゲーム。

水木しげる原作のアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の初のゲーム化作品である。

本作はが発売された昭和61年当時に放映中であった「ゲゲゲの鬼太郎 第3期」をモチーフにしているがストーリーはオリジナルである。

 

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アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』 

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『ゲゲゲの鬼太郎』は、水木しげる原作の漫画『ゲゲゲの鬼太郎』を原作とする妖怪アニメ作品である。

1968年に白黒テレビで第1期が放映され、最新作は2018年に第6期が放映されている息の長いシリーズとしてアニメファンに愛されている。

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『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』は本作が発売された当時に放映されていた“第3期テレビシリーズ”からキャラクターデザインなどを参考にしている。

この“第3期”はフジテレビ系列にて昭和60年から平成元年まで放映された。

余談ではあるが50年という長い年月で放映されてきたアニメなのでキャラクターデザインも時代に合わせだいぶ変わってきた。

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参考までに登場妖怪である猫娘のデザインは「第1期」だとこんな感じだが

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「第3期」だとこうなり

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「第5期」あたりからいきなり可愛らしくなり

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最新作である「第6期」だともはや初期の面影は一切なく、一体どこの萌えキャラかと思うくらいの変貌を成し遂げている(笑)。

 

ゲーム『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』

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この時代のアニメのゲーム化はかなりの高確率で地雷であるのだが、本作は「バンダイのアニメゲーム化はクソゲー」というセオリーを裏切る稀に見る良作であった。

販売本数は125万本であり、これはファミコンソフト全1,252本の中でも27位の快挙である。

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人気アニメをゲーム化すればクソゲーであってもかなりの本数が売れると言われた時代であったが、本作は数あるアニメ原作のファミコンソフトの中でも『忍者ハットリくん 忍者は修行でござる(ハドソン)』の次に売れたタイトルとなった。

にんともかんとも大したものでござる(違)。

 

ストーリー

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悪の妖怪が妖怪の国を作るために魔境を出現させ人間界を征服し始めた。

そうはさせまいと正義の味方である鬼太郎が仲間の妖怪たちと共に妖怪大魔境へと乗り込んでいった。

魔境ではすさまじい死闘が繰り広げられ、鬼太郎とその仲間たちの前途には様々な困難が待ち受ける。

平和な世界を取り戻すため、鬼太郎の果てしない冒険は続く。

 

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ゲームシステム

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各ステージには5つの魔境を探索し探し出した水晶玉に砂かけ婆に呪文を掛けてもらうと妖怪城に乗り込むことが可能となり、そこにいるボスを倒せばステージクリア。

これを繰り返し全16ステージのゲームクリアを目指す。

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魔境は横スクロールアクションとなっており、「毛針」「リモコン下駄」「ちゃんちゃんこ」などのお馴染みの武器を駆使して攻略していく。

尚、ボス戦のみ妖怪オカリナを使用すると「ぬりかべ」「子泣き爺」「砂かけ婆」などの仲間の正義妖怪が助っ人として登場する。

 

グラフィック

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アニメ原作のゲームだけの事はあり、各キャラクターの再現度はドット絵としてはかなり高く、一目で「あの妖怪だ!」と分かるので評価が高い。

墓場や地獄などのグラフィックも丁重に描かれており、原作の持つ恐ろしげな雰囲気もよく表現されている。

 

BGM

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メインテーマはアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌の編曲であり、小気味良いテンポお馴染みのメロディーでアニメを視聴したことのあるプレイヤーは聴いててテンションが上がる。

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他にものんびりした雰囲気のMAP画面のBGMや、地獄ステージの恐ろしげなBGMなどサウンドはなかなかの良曲揃いである。

 

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難易度が高い

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キャラの操作性も悪くなく全体的に良作と言える本作ではあるが、難易度設定はかなり高めになっておりプレイヤーを悩ます。

ステージによってはかなりのアクション技術を駆使しないと1面クリアも難しい。

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しかし理不尽な難易度とまではいかず、敵の出現位置や攻撃パターンなどを覚えてしまえば先に進む事もできるようになる。

いわゆる“覚えゲー”的要素が強いのはアクションゲームとしては少し残念なのでもう少し難易度を下げればさらに評価が上がったと思える。

 

「目玉のおやじ」と「毛目玉」

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プレイ中に隠しキャラである「目玉のおやじ」が出現する事があり取ると1UPするのだが、「毛目玉」という目玉おやじに毛が生えた偽者も同時に出現し、そちらを取ると1機失う。

「目玉のおやじ」と「毛目玉」はちょっと見分け辛く、瞬時に取ってしまうことが多く意地悪な仕様だと思う(笑)。

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ちなみに原作にも鬼太郎の祖父にあたるキャラクターとして「毛目玉」は存在している。

こちらは味方として鬼太郎を助けてくれる良いヤツらしい(笑)。

 

最後に

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子供達に大人気だったアニメを題材にして大ヒットした本作だが、その難易度の高さゆえにクリアできたファミっ子は少数派なのではないだろうか?

筆者も本作を友達の家でプレイした時はまだ幼く、皆でワイワイ楽しみながらプレイはしたもののステージ3か4くらいがやっとで全面クリアは夢のまた夢であった。

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あとから知ったことだが、これだけ難解なゲームであるのにも拘らず全16ステージをクリアしてもエンディングなどは一切なくまたステージ1に戻り延々とループするだけらしい。

この時代のゲームにはありがちな仕様ではあるが、これだけ難しいゲームなのだからちょっとだけでもいいのでエンディングっぽいものを見せてあげれば良いのに…と思ってみたり(笑)。

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余談ではあるが、本作は海外版も発売されているが現在ほどアニメが「Cool JAPAN!」などと言われ、もてはやされている時代ではなく、さらに題材が日本の妖怪となれば海外ウケするとは思えなかった為なのか『NINJA KID(忍者キッド)』というタイトルに変更されている。

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鬼太郎が忍者のようなキャラクターになっており、アニメの主題歌を編曲したBGMも全く別の物に差し替られるなどしており、『ゲゲゲの鬼太郎』とは関係なくなっている。

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とにかく本作は日本では125万本を売り上げ、ゲーム性自体もなかなか面白いので良作と言っていいタイトルであろう。

“バンダイのアニメゲーム化作品”という括りで言えば最高傑作と言っても過言ではない(笑)。

今回は『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』の紹介でした。

 

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