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【エストポリス伝記】王道的なシステムと重厚な物語でSFC-RPGの隠れた名作と言われたタイトル!【SFC・タイトー・レビュー】

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オススメ度:★★★☆☆

 

『エストポリス伝記』は1993年6月25日にスーパーファミコン用ソフトとしてタイトーより発売されたロールプレイングゲーム。

開発はネバーランドカンパニー。

ディレクター・シナリオは宮田正英、楽曲は塩生康範が手掛けている。

 

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『エストポリス伝記』とは

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ネバーランドカンパニーが開発し、タイトーが販売したRPGであり、当初は三部作が予定されていた。

本作の発売の2年後である1995年に『2』は発売されたが、その後『外伝』や『リメイク』のみ制作され『3』は発売されていない。

本作は見下ろし方のフィールド探索と、コマンド式ターン制バトルのいわゆる“ドラクエ式”の正統派RPGである。

 

ストーリー

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英雄マキシムの子孫である主人公。

幼い頃、記憶喪失の少女ルフィアと出会いそれ以来、共に平和な日々を過ごしていた。

故郷アレキアで剣士隊の一員として教練に励んでいたある日、隣国シェランが何者かの襲撃を受けた噂を耳にする。

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不安に駆られシェランに向かった主人公がそこで出会ったのは、かつて虚空島戦役でマキシムたちに倒されたはずの破壊神ガデスを名乗る男であった。

圧倒的な力の前に崩れる主人公に男は四狂神の復活を告げる。

駆けつけた少女と共に帰還した主人公はアレキアへ調査隊の派遣を要請するも取り合ってはくれなかった。

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再びかつての戦役が巻き起こることを危惧した主人公はついに旅立ちを決意する。

四狂神復活を阻止するべく、そしてマキシムの子孫としての使命を果たすために、主人公は少女と共に故郷を後にした。

 

丁寧に作られた王道的RPG

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本作の戦闘は『ドラクエシリーズ』で確立されたRPGシステムを基本的に模倣しており、そこに『FFシリーズ』のような派手なエフェクトや、パーティーキャラの戦闘モーションやセリフなどが演出される独自のアイディアを合わせたものである。

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武器での肉弾攻撃と魔法攻撃の単純な攻撃方法しかないため、多少単調になるのが玉に瑕だがバランスなどは悪くなく正統派RPG好きならストレスは感じないと思われる。

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ユーザーインターフェースなどもプレイヤーがなるべく遊びやすくなるような工夫が見受けられ、独自性はほとんど無いが過去のRPG作品をブラッシュアップしたような心地良さが見受けられる。

 

斬新さに欠けるシステム

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しかし残念ながら本作のような“王道的RPG”はFCで1986年に『ドラクエ1』が発売されてから7年の間に星の数ほど発売されており、ユーザー層はいささか食傷気味になっている時期であった。

 

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91年のスクウェア『FF4』ではターン制が廃止されリアルタイムで戦闘が進む“アクティブタイムバトル”を導入。

 

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92年のエニックス『ドラクエ5』ではモンスターを仲間にして共に戦う“仲間モンスターシステム”が確立。

 

93年に発売された『聖剣伝説2』ではフィールドを自由に動き回りながら攻撃・回避など、数々の行動のタイミング計って行動する“モーションバトル”が実装された。

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この様にこの時代のRPGは単純なコマンド入力式ターン制バトルを脱却しようと各メーカー様々な新しい戦闘システムを開発していた。

そんな中発売された『エストポリス伝記』の王道的なシステムはしっかりと創り込まれてはいたがどうしてもプレイヤーに単調なイメージを与えてしまった。

こればかりは発売された時期が遅かったとしか言いようがない。

 

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重厚なストーリー

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丁重に創り込まれながらも使い古さた感が否めないシステムをカバーしたのが、魅力的なストーリーだ。

物語のオープニングでは、いきなり過去の世界にて伝説の英雄マキシムとその仲間を操作し、四狂神との死闘を繰り広げるところからスタートする。

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この衝撃なオープニングを経て、現代のマキシムの子孫である主人公の物語が始まる。

主人公とパーティーメンバーのルフィアは両想いだけどお互い素直になれない幼馴染の関係。

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こういった明確なヒロイン要素を出したRPGはこの時代には少なく、2人の恋愛要素が重要なファクターとして物語に絡んでくる。

そしてクライマックスからエンディングかけての演出は鳥肌ものであり、ストーリーの素晴らしさは特筆すべき点である。

 

発売されない完結編

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『2』の発売後、『エストポリス伝記シリーズ』の版権は日本フレックスへと移った。

シリーズ完結編となる『エストポリス伝記III』は、当初1998年に『エストポリス伝記III ルーインチェイサーズ』というタイトルで、PS用ソフトとしてリリースされる予定で開発が進められていた。

しかし、販売会社であった日本フレックスが倒産してしまい、開発は頓挫してしまったのだ。

日本フレックス倒産後、版権は旧『エストポリス伝記シリーズ』のパブリッシャーであるタイトーに戻ったが、そのまま開発は凍結され現在に至っている。

 

最後に

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『エストポリス伝記』というと本作の2年後に発売された続編の『エストポリス伝記Ⅱ』を思い浮かべるゲーマーが多いのではないだろうか。

たしかに『エストポリス伝記Ⅱ』はオーソドックスなシステムは継承されつつも、本作のバランスの悪さや単調な部分が改良され、良質なBGMや個性的なキャラクター、充実したやり込み要素で今でも根強いファンを持つ隠れた名作といえるタイトルである。

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どうしても『2』と比べられ影が薄くなりがちな本作ではあるが、個人的には創り込まれたシステムと素晴らしいストーリーの良作と言えるタイトルだと思う。

そして忘れてはいけないのがBGMだ。

フィールド曲や戦闘曲などどれも高いクオリティであり、特に最終決戦の地である虚空島でのBGMの壮大さは圧巻だ。

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筆者は本作をプレイしているが、周りの評価にそぐわず個人的にはとても楽しむことができ、飽きずに最後までクリアしたタイトルである。

もちろん続編である『2』もクリアし、三部作の最終タイトルを楽しみにしていた。

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しかし前述した通り、あれから25年が経過するが、完結編は未だに発売されていない。

現在版権はタイトーの親会社であるスクウェア・エニックスが所有している。

スクエニさんには是非、次世代機で25年越しの『エストポリス伝記シリーズ』完結編を発表して欲しい。

今回は平成初期の隠れた名作RPGシリーズの第1作目『エストポリス伝記』の紹介でした!

 

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