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【探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件】トラッドでジャジーな世界観に酔いしれる──。30年以上愛されるハードボイルド探偵ADVシリーズの記念すべき第1作目!【ファミコン・ディスクシステム・データイースト・レビュー】

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オススメ度:★★☆☆☆

 

『探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件』は1987年4月24日にファミリーコンピュータディスクシステム用のソフトとしてデータイーストより発売されたコマンド選択式推理アドベンチャーゲーム。

2020年現在でも続編が制作されている人気シリーズの記念すべき第一弾である。

 

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探偵 神宮寺三郎シリーズ

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『探偵 神宮寺三郎シリーズ』はコンシューマ機用ソフト作品だけでも2019年現在で19タイトルが発売されている老舗のコマンド選択式探偵ADV。

その他にも携帯アプリ専用タイトルが24本発売されてる。

開発元のデータイーストが破産してもその人気ゆえ版権は譲渡され生き続け、33年経った現在でも新作が製作されている。

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そして2019年現在の版権はアークシステムワークスが所有しており、最新作はPS4とSwitchにて発売されている。

第1作目より一貫して変わらぬハードボイルドな雰囲気と、心温まるストーリー、そしてイラストレーターの寺田克也氏によるトラッドなビジュアルで描かれる、唯一無二の探偵ADVシリーズだ。

 

『新宿中央公園殺人事件』

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『探偵 神宮寺三郎シリーズ』の記念すべき第一作目にあたるのが、1987年にデータイーストによりFDS用ソフトとして発売された本作『探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件』である。

『ポートピア連続殺人事件』(83)や『オホーツクに消ゆ』(84)などに代表される当時人気ジャンルのひとつであったコマンド選択式のADVであり、作品全体に漂うハードボイルドな雰囲気とアダルトな渋さはこの『新宿中央公園殺人事件』で既に確立されている。

 

ストーリー

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新宿中央公園にてバー「イースト」の人気ホステス高田桃子の絞殺死体が発見された。

目撃者もなく調査が難航する中、淀橋署の警部である熊野は、親友であり、新宿歌舞伎町に事務所を構える探偵「神宮寺三郎」に調査を依頼する。

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神宮寺の聞き込み捜査により、桃子が新宿の資産家である柏木大介と親密な関係であった事が発覚する。

さらに、常連客の証言ではバー「イースト」の店長である代々木一は、桃子に借金をしているなど新たな事実が明るみになっていくのだった…。

 

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ゲームの特徴

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ハードボイルドテイストの渋い大人向けADVが人気となり、その後たくさんの続編が発売されることとなる本作であったが、この『中央公園殺人事件』に関しては問題点も多々あった。

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RPG風のトップビューのMAPで二頭身の神宮寺を操作するというドラクエ移動方法。

時間の概念があり、期日までに事件を解決できないとバッドエンドとなってしまう。

タバコを吸うことによりゲーム進行のヒントを貰える。

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上記の様なそれまでの探偵ADVとは一味違う新しい試みが導入されているが、第一作目ということもありまだまだ手探り感が多い部分も多々あった。

RPG風の移動手段や時間の概念は続編に継承されなかったが、“タバコを吸うコマンド”は神宮寺のダンディな雰囲気にもピッタリで現在までの全てのシリーズ作品で採用されている。

 

タバコ

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余談ではあるが、前述した“タバコをすう”というコマンドにてゲームのヒントを得られるというアイディアは『探偵 神宮寺三郎』シリーズの代名詞とも言えるシステムになった。

筆者は本作を初めてプレイした時はまだ幼く、ストーリーの意味もよく理解できなかったため、肺ガンまっしぐらのペースで“タバコをすう”コマンドを選択しまくっていた記憶がある(笑)。

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本作が発売された昭和62年はまだ喫煙に対して世の中が寛容な時代であったためゲーム中どこでも“たばこをすう”コマンドを使えた。

しかし時代が平成~令和となった現代は喫煙者は肩身が狭くなっている。

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シリーズでもその時代背景は如実に反映されており、ここ数年の新しい作品では、ゲーム中のほとんどの場所で“タバコをすう”のコマンドは発動不可となっている。

コマンドを選択しても「ここは禁煙なのでやめておこう」とタバコが吸えないのだ(笑)。

 

最後に

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バーの女性、警察官、ヤクザ者などアダルトテイストな登場人物たちが織りなす、ハードボイルドなストーリーは味があり好きな人には堪らないタイトル。

BGMもジャジーな雰囲気の渋い感じで作風によくあっている。

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ただしこの時代、ファミコンのメインユーザーであった小学生には少し取っつきにくいジャンルであり一部の大人のゲームファンに指示されるのみであった。

さらに事件最大の山場の真相がかなり間抜けであり、それまでのニヒルでダンディなストーリーを台無しにするお粗末であったのも残念な要素である。

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それでも本作が切り開いたハードボイル探偵ADVという路線は固定ファンを掴み、後に続くシリーズ2作目『横浜港連続殺人事件』はシステム・ストーリーともにブラッシュアップされており、人気シリーズになっていく。

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たくさんの作品が発売されてる本作はPS4やSwitchなどでも最新作がプレイできる。

ハードボイルドな世界観が好きな方ならシリーズに共通するトラッドでジャジーな雰囲気は必ず気にいると思うので、是非一度プレイしてみることをお勧めしたい。

今回は30年以上愛され続けるハードボイルド探偵シリーズの記念すべき第一作目『探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件』の紹介でした!

 

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