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【ボコスカウォーズ】SRPGの先駆けとなった作品!クソゲーと言われたが意外とそうでもないタイトル【ファミコン・アスキー・レビュー】

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オススメ度:★★☆☆☆

 

『ボコスカウォーズ』は1985年12月14日にアスキーよりファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。

オリジナル版は同社よりパソコンテレビX1用ソフトとして発売された。

その後MSXを皮切りにたくさんのPCに移植され、最後にファミコンへも移植された。

本記事はファミコン版が中心となっている。 

 

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ボコスカウォーズとは

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元々はクリエイターのラショウ氏が開発したパソコン用ソフト。

当時としては様々な斬新な要素を持っており、1984年に開催された「第1回アスキーソフトウェアコンテスト」でグランプリを受賞してアスキーにより製品化された。

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発売当時は「RPG」もしくは「アクションRPG」と称されていたが、自らを含む兵士ユニットに成長システムがあることやストーリー性がしっかりしている事などから「SRPG」の先駆けとなった作品である。
プレイヤーはスレン王となって兵士の集団を直接率いて進軍し、敵の親玉オゴレスを倒すのが目的。

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自軍を率いて横スクロールマップを進軍しながら、囚われの味方を解放し、兵力を増大しながらマップの端で待ち受けるボスを倒す。

全5面をクリアするとゲームクリアとなっている。

集団を操作するという「SLG」的な概念のゲームでキャラをリアルタイムにキャラを動かすゲームは当時は類を見なく独創性に飛んだタイトルとして話題になった。

 

ファミコン版『ボコスカウォーズ』

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幾つものPCに移植され、そこそこの売り上げだった本作は当時大ブームであったファミコンにも移植され家庭用ゲーム機市場に進出することとなった。

しかしPCに比べハードスペックが劣るファミコンに移植するにあたり、様々な仕様変更やシステム改修が行われもはや別物のゲームとなってしまった。

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PC版は最初からたくさんの兵士を連れての進軍であるが、初期ユニットはスレン王1人からのスタートとなっている。

ゲーム開始後に魔法で岩や木に変えられた仲間を1人ずつ救出していかねばならない。

これはファミコンのスペックに合わせるための措置であったが、このお陰で完全にゲーム性が変わってしまった。

このせいでPC版に比べ自軍のユニット数は1/4と激減。

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にも関わらず敵軍のユニット数調整がされておらずPC版そのままになっているため、4倍以上の勢力に戦いを挑まねばならない内容となり難易度がかなり高まった。

この時代に「SRPG」的なゲームがファミコンには無く、比較的年齢層が低かったファミっ子にはシステムが理解できない者も多く、難易度の高さと相まって“クソゲー”扱いされる事も暫しあった。

 

乱数の要素が高すぎる戦闘

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難易度がかなり高めとは言え、ルールを理解して少ない自軍ユニットをしっかり育てて強化していけば、絶対にクリアできないという訳では無いのだが、もう1つ本作には問題要素があった。

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本作は集団で進軍するが戦闘は1vs1で行う。

この戦闘の勝敗はユニットの強さに乱数値が加算されて決まるのだが、最大戦闘力を持つスレン王の強さが320なのに対して加算される乱数値は最大300である。

このため強さが半分以下の敵にも乱数次第では余裕で殺されてしまう。

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敵の雑魚(強さ30)にスレン王(強さ320)がやられてしまう事すらあるのでゲーム進行には相当運の要素が絡む。

鍛えに鍛えた重騎士(最強ユニット)が敵の雑魚に殺される事など日常茶飯事で、そういう場面を見るたびにプレイヤーは変な声が出る(笑)。

 

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ボコスカウォーズⅡ

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2016年には33年の時を経てまさかの続編が登場!

ピグミースタジオよりPS4とXBoneのダウンロード専用ソフトとして発売され、価格は2,500円となっている。

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従来の作品をそのまま移植した「クラシックスタイル」と新要素が追加された「オリジナルスタイル」があり切り替えができる。

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「オリジナルスタイル」では2人用プレイが可能となっており、その他にも原画バージョンでのプレイや、テーマソングである「すすめボコスカ」の新Verなどが収録されている。

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子供時代にファミコン版『ボコスカウォーズ』に泣かされたお父さん方、この機会に昔を想い出して購入してみては如何だろうか?(笑)。

 

最後に 

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ハードスペックの問題でオリジナルと大きく変わっていたファミコン版はクソゲー扱いされていたが、実はそこまでクソゲーではなく意外と面白いタイトルだったのではなかろうか?

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基本的なシステムなどはよく出来ており、コツさえ掴んで先の面へ進んでいけるようになればなかなか楽しめると思う。

運ゲー要素強いところは相変わらずシュールな笑いを誘うけど…。

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とは言うものの筆者も大人になってからiアプリ版をプレイしてそう思えただけで、ファミコン版をプレイした当時は「なんだよこのクソゲーwww」と言ってたけどね(笑)。

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昭和のファミっ子たちの中には筆者と同じようにこの『ボコスカウォーズ』というタイトルが記憶にしっかりと残っている人も多いと思う。

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何故かは分からないが不思議な魅力があるタイトルであることは間違いない。

今回はSRPGの原点とも言われるタイトル『ボコスカウォーズ』の紹介でした。

 

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