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【BIOHAZARD RE:2】この惨劇に 喰われるな。【レビュー・バイオハザード・PS4・登場人物・BGM・ストーリー】

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オススメ度:★★★★★

 

『バイオハザード RE:2』は2019年1月25日にCAPCOMより発売されたサバイバルホラーゲーム。

1998年1月21日にプレイステーション用タイトルとして同社より発売されたシリーズの2作目『バイオハザード2』のフルリメイク作品である。

2015年の8月に本作の開発が開始されたことが公式にアナウンスされ、世界中の『バイオハザード』ファンが歓喜した。

開発には丸3年を費やし、発表からかなり待たされたが、発売されたタイトルは期待上のクオリティーであり、発売から僅か1ヵ月で全世界販売本数が400万本を突破した。

 

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BIOHAZARD2(オリジナル)

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オリジナルである『バイオハザード2』は21年前にPS用ソフトとして発売された。

基本的なシステムは前作を踏襲しつつ、多数の敵に襲われる「数の恐怖」を取り入れ、レオンとクレアという2人の主人公によるザッピングシステムの導入、そしてクリア後のエクストラゲームなどの要素が追加されたセカンドタイトルである。

ちなみにキャッチコピーは「新しい敵。新しい武器、新しいシステム、そして新しい恐怖。」であった。

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続編として正当な進化を遂げたと言える本作は大ヒットし、最終的に496万本の販売本数となった。これは本編シリーズの全11タイトルの中でも第4位の売上であり、シリーズの中でもかなり人気のあったタイトルであった。

※ここで言う本編シリーズは0~7までのナンバリングタイトルにCODE:Veronicaとリベレーションズシリーズ2作を入れている。

 

BIOHAZARD RE:2

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『バイオハザード RE:2』のタイトルで2019年に発売予定であることがE3にて明らかにされてからというもの、ファンの期待は常に高く、小出しにされる情報は話題をさらった。

バイオハザードシリーズはこれまでに販売されたタイトルを再販する事はあっても、次世代機用ソフトで発売するか、HDリマスター化して映像を綺麗にするくらいの事しかなかった。

フルリメイクといえる作品は1996年にPSで発売された初代『バイオハザード』を2002年にGC用として開発したリメイク版『バイオハザード』だけであった。

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このフルリメイク版が非情にクオリティが高い作品に仕上がっており、オリジナルの雰囲気を大切にしながらも、何倍も面白くしたのだ。

これによりCAPCOMのリメイクの技術はゲーマーたちの間ではかなり信頼性のあるものと認知されている。付け加え『バイオハザード2』がシリーズ屈指の人気作品と言う事も加わり本タイトルへのファンの期待は揺るぎないものとなった。

キャッチコピーは「この惨劇に 喰われるな。」である。

 

初代BIOHAZARDフルリメイク版の記事はこちら!

www.zel-life.com

 

ゲームシステム

カメラシステムには『バイオハザード4』で導入された「肩ごしの3人称視点(TPS)」を採用。

エンジンには『バイオハザード7』の「REエンジン」を採用している。

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『バイオハザード7』の1人称視点(FPS)が好評だったため、最初はFPSタイプのカメラワークも検討したが

「レオンとクレアという人気の高いキャラクターを大事に表現すること」

「とにかく怖いゾンビを表現すること」

という理由から、3人称視点を取り入れたと神田剛プロデューサーは語っている。

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物語の大筋と登場人物はオリジナルとほぼ同じであるが、ドラマ性を強化するため、仕掛けや演出などが大胆に変更された。

シナリオはオリジナル同様ザッピングシステムを導入しており、「レオン編」と「クレア編」両方をクリアする事によって物語の全貌が見えてくるようになっている。

 

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ストーリー

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1998年、ラクーンシティを震撼させた連続猟奇殺人事件「洋館事件」は特殊部隊S.T.A.R.Sの投入によって解決されたが、圧力により公開されることはなかった。

時は過ぎ、人々が事件の恐怖を忘れ去ってゆく中、怪物の目撃談や「人喰い病」と呼ばれる奇病などの異変が市内で発生するようになる。

そんな折、ラクーンシティに向かう2人の人物がいた。

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1人はラクーン警察署の新人警官レオン。洋館事件に興味を持ち、自ら配属を志願したが、前日の深酒が祟り夕方からの大遅刻となっていた。

もう1人は女子大生のクレア。音信不通となった兄のS.T.A.R.S隊員クリスを探すため、ラクーンシティを訪れた。

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しかし、ようやく到着した2人は、街がゾンビと化した市民で溢れかえる様子を目の当たりにする。

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ゾンビから逃げる途中で出会った2人はパトカーで警察署に向かうが、ウイルスに感染した運転手が乗るタンクローリーに追突され炎上してしまう。

なんとか車から脱出したレオンとクレアだが、炎上する車によって分断されてしまう。

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それぞれ別の道で警察署(R.P.D.)を目指し、そこで落ち合う約束をして離れ離れとなる…。

 

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登場人物

レオン・S・ケネディ

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21歳新人警官。

正義感が強く、窮地を脱するサバイバル能力に優れる

 

クレア・レッドフィールド

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19歳の大学生。

クリスに戦闘術を仕込まれており、身体能力は高く、ナイフから大型の銃まで扱える。

 

エイダ・ウォン

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レオン編のパートナー。

年齢は推定24歳。

謎の多い東洋系の美女。

 

シェリー・バーキン

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クレア編のパートナー。

12歳の女児。

ウィリアム・バーキンとアネット・バーキンの娘。

 

ベン・ベルトリッチ

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腕利きのフリーランスジャーナリスト。

ラクーンシティで発生する怪異を敏感に察知して取材を行っていたが、知りすぎてしまいR.P.D.の留置所に拘置された。

 

ブライアン・アイアンズ

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R.P.D.署長。

部下からの信望が厚いと見られる一方で猟奇的側面を隠している。

 

アネット・バーキン

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ウィリアム・バーキンの妻で、シェリーの母。

出産後も夫と共に研究に没頭し、娘にあまり愛情を注いでいなかい。

 

ウィリアム・バーキン

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アンブレラ社の研究員で、シェリーの父。

アンブレラの特殊部隊からG-ウイルスを守るため、隠し持っていたG-ウイルスを自身の体に投与し、怪物化した。

 

マービン・ブラナー

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R.P.D.の警察官で、階級は巡査。

重傷を負っているにもかかわらず他の生存者のことを心配するなど、責任をもって警察官としての職務を遂行していた。

 

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拘りぬいた恐怖演出

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オリジナルではカメラワークが固定カメラだった為、画面に映ってない部分を(音や息づかいなどで)想像させることで恐怖感を煽っていたが、TPSとなった『RE:2』では曲がり角や全体の明度を落とすといった演出により「先に進む恐怖」をより一層高めた。f:id:zel_8bit:20190224184552j:plain

怖いゾンビを表現することには特に力が入れられており、倒れ込んだ後に再び起き上がるといった表現が取り入れられた。

それだけに留まらずオリジナルでは完全に倒したゾンビからは血が滲み床に広がるのでわかりやすかったが、『RE:2』では敢えてその表現を廃止し、完全に倒したかどうかわかり辛くした。

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実際に筆者はゾンビを倒しても「こいつまた起き上がるんじゃないか?」と不安で死体を跨いで歩くのを躊躇したり、弾薬が無駄になるのを承知で一発撃ちこんで完全に倒したかどうか確かめたりしていた。まさに制作陣の掌で踊らされていたわけだ(笑)。

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本作で最大の恐怖であるタイラントに関しても、プレイヤーが心の底から怯えるよう工夫がされている。

タイラントが立てる物音(足音や扉の開閉など)が聞こえやすくなったほか、タイラントが来たときにBGMが変わる仕掛けも施された。

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プレイした人は分かると思うが、『RE:2』でのタイラントの追跡は本当に怖い。R.P.D.に響き渡る足音はタイラントと自分の距離によりリアルに変化してゆき、隣の部屋などすぐそばまで来ている時の恐怖感は尋常じゃない。

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タイラントが登場してからは、いつ遭遇するか分からない恐怖が常に付き纏い、何処にいても安心できず、行きたい場所に行くのも(そっちにタイラントが居そうだから)躊躇され、終始まったく落ち着いてプレイができない状況に陥る。

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より恐ろしい体験を提供するための一切妥協の無い演出により、プレイヤーはかつてない恐怖に呑み込まれること間違いないだろう。

 

よりリアルになったクリーチャー

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『RE:2』では、ハードウェア性能が向上したことに伴い、一度に画面上に登場するゾンビの数が増えているほか、容姿や動きのバリエーションも増えている。

ビジュアル面で特に強化されたのが水の表現とのこと。

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ゲームディレクターの門井一憲は濡れている様子が不潔感や不快感につながると述べており、同席していた『RE:2』のチームディレクターである安保康弘も「濡れているほうが生物の"ナマ感"を上手く表現できるんですよね。皮膚もカサカサしているよりも濡れてるほうがナマっぽいんです。」と述べている。

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ゾンビ以外にも様々なクリーチャーが登場するが、(ボス級を除くと)やはり『RE:2』で一番恐ろしく手ごわいのはリッカーであろう。

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リッカーはゾンビが食物(人肉)を摂取し続けて生き延びた結果、さらなる突然変異を起こして生まれたとされているクリーチャー。

脳髄が露出して眼窩部分までせり出したために視覚を失っているが、その代わりに発達した聴覚で獲物の位置を探り出し、巨大な爪と長く伸びる舌を槍のように突き出して攻撃する。

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「視力がなく聴力により獲物を補足する」という特性がまたやっかいで、コイツがいるエリアでは走ると足音で、発砲すると銃声で、気づかれ襲われてしまう為、他のゾンビなどに遭遇しても走って逃げられないし銃撃もできないので本当に困らされる。

見た目が恐ろしいだけでなく、攻撃力がとても高いので油断するとすぐに殺されてしまう。

筆者はゲーム中一番殺された回数が多いのがこのリッカーであった。

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『RE:2』の舞台ではゾンビやリッカー、タイラントの他にもおぞましくも美しいクリーチャーが多々蠢いている…。どれも一見の価値ありなので、ぜひクリーチャーの姿も注視して恐怖を味わって欲しい。

 

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エクストラゲームと追加DLC

オリジナルに収録されており人気だったエクストラゲームは『RE:2』にもしっかりと収録されている。

2月15日には追加DLCが配信され、ラクーンシティでの惨劇に遭った知られざる3人の物語を体験できる。

 

The 4th Survivor

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レオン・クレアの裏シナリオ(2ndストーリー)をクリアすると解放されるモード。

アンブレラ特殊工作隊隊員のハンクを操作し、ラクーンシティの惨劇から生き残り脱出するのが目的。

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The 豆腐 Survivor

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ハンク編(Tthe 4th Survivor)をクリアすると解放されるゲームモード。

ハンク編と目的は一緒だが、操作するキャラが豆腐の姿で関西弁を喋る謎の生物となっている。

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更に武器はナイフのみに限定されている。

コミカルな外観と裏腹に超高難易度のエクストラゲームとなっている。

クリアすると「こんにゃく」「ういろう」「プリン」「杏仁豆腐」が解放されプレイ可能。

 

THE GHOST SURVIVORS

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2019年2月15日には無料追加コンテンツ「THE GHOST SURVIVORS」が配信された。

 「THE GHOSTSURVIVORS」はラクーンシティで生命を落とすことになる特殊部隊隊員、市長の娘、銃砲店の店主の3人の”もうひとつの未来”に迫るエクストラコンテンツである。

 

文句なしのフルリメイク!

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結果から言うと今回のリメイクは大成功であったと言えるだろう。

3年間と言う永い時間をかけてじっくりと作り込んだことだけのことはあるまったく別物であり、それでいてオリジナルの良さを一切損なわぬ絶妙なフルリメイクとなっている。

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難易度は「ASSISTED」「STANDARD」「HARDCORE」の3段階から選択することが可能で、アクションが苦手な人も安心してプレイできる。

それでも恐怖の演出には難しさも重要であるという門井の考えから、『RE:2』の難易度はシリーズ過去作と同じ何度でも難しく感じるように設定されているため、ゲームが苦手だと「ASSISTED」でも十分難しく感じる辛口なバランス調整である。

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カメラワークも肩越しのTPSで良かったと思う。

『バイオハザード7』のFPS視点も良かったが、やはりバイオハザードシリーズはTPS視点が一番しっくりとくる。

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次世代機になり別次元のリアリティで蘇ったグラフィックとBGM。

それでいてオリジナルをリスペクトするかのうよな有料DLCでの「PS版オリジナルBGMチェンジ」とのモードやハンドガン「サムライエッジ」がアイテムボックスに支給されるモードもあるので旧作ファンも納得だ。

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全てにおいて"完璧"と言っても過言ではない完全なフルリメイク。

久しぶりに寝食を忘れ、心の底から没頭できた最高のタイトルでした。

”本編シリーズ”11タイトルの個人的好きな順位も、このリメイク版の発売により7位から2位にランクアップしました。

 

気になる1位はこちらの記事から!

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今回の成功で、『バイオハザード3』のフルリメイクも期待したいところですね!

今回はサバイバルホラーゲームの老舗バイオハザードシリーズ待望のフルリメイク作品『BIOHAZARD RE:2』の紹介でした。

 

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