オススメ度:★★☆☆☆
2017年9月22日に公開した人気コミックス「あさひなぐ」の実写映画化。
乃木坂46のメンバーが主要メンバーを務める。
5/16からAmazonプライムでレンタル解禁されたので早速鑑賞して観ました。
今回はネタバレなしのレビューとなってます。
あさひなぐとは
こざき亜衣先生による日本の漫画。
原作はビックコミックスピリッツにて連載中。
現在26巻まで続く人気コミックスです(201805現在)
薙刀に青春を掛ける女子高生たちの熱いスポ根物語です。
あらすじ
高校入学を機に今までとは違う自分になる、と決意した15歳の高校1年生・東島旭はひょんなことから薙刀部に入部することに。
強い女になりたいという想いを抱き、曲者揃いの薙刀部で無い無いづくしの旭の奮闘が始まる。
キャスト
東島旭-西野七瀬
本作の主人公。二ツ坂高校1年生(物語の進行で現2年生)
152.2センチメートルと背が低くて非力。メガネがトレードマーク。
入部当初は真春に憧れ、真春の強さや仲間達の背中を必死で追いかけて縋っていたが、成長していくうちに薙刀そのものが好きになる。
宮路真春-白石麻衣
旭の1学年上の先輩。
7歳の時から薙刀を続けている部のエースで、薙刀界ではちょっとした有名人。
旭に対しては特に厳しい。だが、その反面、彼女の成長と薙刀にかける情熱を感じ、気にかけてもいる。
紺野さくら-松村沙友理
旭の同級生。
170センチメートル(1年の夏休み明けには173センチメートルになっていた)と背が高くて器用。
裕福な家庭で育ち、両親に溺愛されているお嬢様。天然ボケな面があり、言葉遣い自体は上品だがトゲを含む言葉をよく旭たちに向けてストレートに放つ。
八十村将子-桜井玲香
旭の同級生。剣道経験者でスピードと体力がある。
負けたままでは引き下がらない勝気でよく手が出る粗暴な性格だが、仲間想いな一面もある。
中学時代は剣道部に所属。
野上えり-伊藤万理華
旭の1学年上の先輩。
水野部長ら上級生が引退した際に部長を任される。
部長なのに存在が地味なのを気にしている。しかしながら、ハートは熱く他の部と張り合う時や部員確保の時にはヒートアップする。
一堂寧々-生田絵梨花
旭と同学年で、旭の格上のライバル。
部のエースで、國陵を全国大会出場に導いた立役者。
東京の薙刀のレベルの低さに嫌気がさしており、部では全く溶け込もうとせず孤立している。
原作との比較
原作の序盤部分をダイジェストで繋ぎ合わせて映画化されています。
薙刀アクションの関しては、アイドルの女の子たちがこの映画のために練習したにしてはかなり形になっていたと思います。
しかしストーリーに関しては105分という短い時間内で一通りの紹介とクライマックスまで盛り込まなければならない都合上、重要な人物や、イベントなどを大分端折ってしまった感が否めません。
その為原作を読んでいるファンには少し物足りない印象を受けるかも知れません。
乃木坂ファンなら楽しめる
筆者はアイドルに詳しくなく、本作の主要メンバーのほとんどを担う「乃木坂46」に関しても全く無知です。
原作に関しては大ファンであり全巻保有しております。
そういう者の視点での感想だということをまずはご理解いただいた上でお読みください。
主人公東島旭役の西野七瀬と紺野さくら役の松村沙友理の2人は原作のキャラクターの雰囲気がよく出ていて良かったと思います。
しかしそれ以外の配役に関してはイメージと少し違うと感じました。
特に森永悠希の演じる山路夏之は原作とは大分かけ離れていて残念でした。
演技力でカバーする事もできてなく、原作の印象と違うため物語にのめり込むことができませんでした。
みんな可愛いんですけどね!
どちらかといえばこの映画はあさひなぐファンより乃木坂46ファンの方が満足できる映画かと思います。
総評
なんだか辛口なことばかり書いてしまいました。
では「詰まらなかったのか?」と問われると、不思議と最後まで楽しんで見ることができました。
やはりアイドルなだけあって女の子が可愛いので観ていて楽しいのです(笑)
筆者はAmazonプライムでレンタル鑑賞しましたが、結論をいうと観て良かったと思ってますよ。
今ひとつ何か足りない感は否めませんが、これはこれで良い映画でした。
武道×青春×美少女という方程式はやはり正義なんだなぁと再認識させられた作品でした!
今回は『あさひなぐ 劇場版』の紹介でした。
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