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【魔境伝説】PCエンジン黎明期にリリースされた隠れた名作。絶妙なバランスの上質なアクションゲーム!【PCエンジン・ビクター音楽産業・レビュー】

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オススメ度:★★★★

 

『魔境伝説』は1988年9月23日にビクター音楽産業よりPCエンジン用ソフトとして発売されたアクションゲーム。

開発は英コムとハドソンが行い、発売をビクター音楽産業が手掛けている。

ビクター音楽産業のPCエンジン参入第一弾のタイトルである。

 

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『魔境伝説』とは

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『魔境伝説』が発売された1988年は、プラットフォームであるPCエンジンの発売から1年も経過していない時期であり、未だファミコン全盛期の時代であった。

そこに加え発売元がビクター音楽産業ということが大きなマイナスイメージとなり、残念ながら販売本数は振るわなかった。

このビクター音楽産業同系列の会社であったパック・イン・ビデオと共に当時クソゲーを乱発していた為、ゲームファンは本作の購買を躊躇したのだ。

蛇足ではあるが、ビクター音楽産業とパック・イン・ビデオはのちの合併によりビクターエンタテインメント(現在のマーベラス)となる。

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しかしそれは日本国内の事情であり、『The Legendary Axe』のタイトルで発売された北米版は後述する“秀逸なゲームバランス”が絶賛され高い評価を受ける事になった。

アメリカのゲーム雑誌は挙って本作を称賛し、1989年のベストゲームに選出する雑誌もあったほどの人気だった。

日本でも数少ない本作をプレイしたことのあるユーザーには良作として認知されており、PCエンジンのアクションゲームの中でもかなりレベルの高いタイトルであったと言えるだろう。

 

ストーリー

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遥か昔、深い山の奥に暴力を崇拝し血と生贄を貪る邪神教ジャグウが誕生した。

ジャグウは集団で村を襲い略奪と殺戮の限りを尽くし、怪しげな魔術でおとなしい動物たちを凶暴な害獣へと変え彼らの住処へ近づくものを襲わせた。

人々はジャグウ教徒が棲む山を魔境と呼び恐れ、ジャグウに貢ぎ物をする事により安全を計っていた。

生贄とは村のうら若き少女であった。

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その年に生贄に選ばれたのは16歳となったばかりの少女フレイア

フレイアの幼なじみの青年ゴーガンは修行のために村を離れていたが、フレイアが生贄に選ばれたことを知り急いで駆け付けた。

ゴーガンが村に着いた時には既にフレイアは連れ去られた後だった。

ゴーガンはフレイアを救うため、村の長老から贈られた不思議な力を持った聖なるトマホーク“スティング”を手に、ジャグウの巣食う魔境へと旅立っていった──。

 

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ゲームシステム 

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本作は全6ステージの横スクロールアクションゲームである。

プレイヤーは主人公ゴーガンを操作し、邪教徒や凶暴化した動物たちを倒しながら魔境奥地へと進む。

各ステージの最終地点にはボスキャラが待ち構えており、これを倒すとステージクリアとなり次ステージへと進むことができる。

ゴーガンはライフ&残機制となっているが穴に転落すると残機をひとつ失う。

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武器は伝説のトマホーク"スティング”のみであるが、攻撃ゲージをボタン長押しで溜めた分だけ攻撃の強さが増すシステムによりテクニックが必要となっている。

ただ連打してるだけでは敵にうまくダメージを与えることができない。

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回避しながらゲージを溜め、懐に飛び込み大ダメージを与え、すぐさままた距離を取るなどの戦略が必要となる。

最近のゲームではよくあるシステムではあるが、当時としては斬新な試みであり反射神経に加えて頭も使う内容であった。

 

最後に

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兎にも角にも本作が名作と言われる1番の理由は、その絶妙なアクションバランスに尽きるだろう。

決して簡単とは言えず高い難易度であるにも拘らず、敵の配置パターンやマップの造形などを覚えれば先に進める様になってゆく難易度であり、ヤラレても何度でも挑戦したくなるような面白さがある。

この様に計算し尽くされたバランス設計は『ロックマン』(カプコン:1987年)などの魅力に通ずるものがある。

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他にも特筆すべき点として、グラフィックの美しさ及びBGMの素晴らしさが挙げられる。

当時ファミコンの52色を遥かに上回る512色という高グラフィックスを売りにしていたPCエンジンの中でも、本作のグラフィックスはTOPクラスの美しさであった。

ゲームの雰囲気に良く合っているBGMも素晴らしく、一層プレイを盛り上げてくれる。

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筆者は子供時代に本作を中古で500円くらいで購入した。

500円だし大して期待をしていなかったのに、とても面白いゲームで随分得をしたと感じた記憶がある。

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あれから30年経った現在、もう一度プレイしたい作品なのだがゲームアーカイブスに配信されていなく、PCエンジンminiにも収録されていないので遊びたければPCエンジン版を本体ごと購入するしかない。

名作とも言えるタイトルなので、なんとか現行機でもプレイできる様にしてもらいたいものだと切に願う。

 

今回はPCエンジン黎明期にリリースされた名作アクションゲーム『魔境伝説』の紹介でした!

 

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