オススメ度:★★★☆☆
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』が2018年3月21日より公開となりました。
2013年にスクウェア・エニックスから発売されているコンピュータゲーム『トゥームレイダー リブート』の映画化作品。
監督:ローアル・ユートハウグ
脚本:ジェニーヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット/アラスター・シドンズ
製作総指揮:パトリック・マコーミック
あらすじ
バイク便のライダーとしてギリギリの生活を送る大学生のララ・クロフトは、幼い頃に失踪した冒険家の父リチャードが遺したメッセージを受け取る。
そこには彼の最後の目的地であった、日本のどこかにあるとされる神話上の島、さらにその島には世界を滅ぼすほどの邪悪な力が封印されている墓があることが記されていた。
ララは父が失踪した真相を確かめるべくその島へと旅立ち、自分と同じように墓を探し当てようとする謎の組織「トリニティ」に立ち向かっていく
映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』予告編【HD】2018年3月21日(水・祝)公開
トゥームレイダーとは
1996年にイギリスのゲーム会社 Core Design が制作し、2009年からはスクエア・エニックスが発売しているゲームコンテンツである。
美しく若きトレジャーハンター、ララ・クロフトが秘宝を巡り謎解きとアクションを繰り広げる人気作品で、2001年には主演アンジェリーナ・ジョリーがララ役で映画化もされている。
2018年に新生ララ・クロフトとしてアリシア・ヴィキャンデル主演で全国ロードショー。
映画を観終わっての感想
筆者はゲームのTomb Raider(以下TR)のファンであり、シリーズはかなりやり込んでいる。
幼い頃からインディ・ジョーンズに代表されるトレジャーハント冒険活劇が大好きであり、このゲームの設定、雰囲気がドンピシャ好みなのである。
最初の映画化の時はアンジェリーナ・ジョリーが見事にクールでチャーミングなララを演じきっており満足な出来だった分、今作は期待と不安が入り混じっての鑑賞となった。
アンジェリンーナ・ジョリーの持つ大人の色気満開のララとは一味違った、まだ若きトレジャーハンターになる前の普通の女の子(とは言ってもかなり活発だが)をアリシアが見事に熱演しており概ね満足のゆく作品でした。
劇場で観るべき?
運命に巻き込まれ、初めての遺跡探索に赴き、命がけの謎解き、銃撃戦などを経て逞しくなっていくララを観るのは、TRファンであればワクワクする事請け合いなので劇場の大スクリーンで観るのもありだと思う。
しかし逆にいうとTRという背景が無い場合、トレジャーハント映画としては謎解き要素がイマイチであるのとララ以外のキャラクター(敵のボスや相棒)に魅力が足りない気がした為TRファンで無ければ敢えて劇場に足を運ぶ事も無いかもしれない。
シリーズ化の予感
映画のラストで真の黒幕が明かされ、ララがトレードマークの二丁拳銃を街で購入してお決まりのポーズを取って幕引きとなる。
ゲームからのファンには脳髄が痺れるようなシーンです。
完全に続編へ続く形での終わり方ですね!
TRファンとしては次回作も必ず劇場で鑑賞しようと思っているので今から楽しみです。