サブカルチャーのある生活

お酒とサブカルを愛する昭和生まれの徒然草

【ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者】綾城の家に仇なすものあらば我、死後の世界より蘇りて、その者に災いをもたらさん。

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オススメ度:★★★★☆

 

1988年4月27日に任天堂よりファミリーコンピュータ ディスクシステム専用ソフトとして発売されたテキストコマンド選択式AVD。
前編/後編に別れてる。

 

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あらすじ

崖の傍で倒れていた主人公は、「天地」という男性の声で目を覚まし、介抱を受け意識を取り戻す。

その後、自らが倒れていた現場で出会った少女「橘あゆみ」から、自分が「空木探偵事務所に所属する探偵助手」であることを思い出す。

そして、うらびれた寒村、明神村一の資産家である綾城家から『突然死を遂げた当主「綾城キク」の死』について調査を依頼されていたことを知らされた主人公は、自分の名前を思い出した後「明神村」にある「綾城家」に向かう。

主人公は、当代当主であったキクの死に不審感を抱いた綾城家の執事、田辺善蔵から依頼を受けていた。

キクは遺言書を公開した直後に寝室で死亡しているのが確認され、村に住む熊田医師によって心不全との診断が下されたが、善蔵は病死とは思えないと言う。

また、村には綾城家に纏わる「死者が蘇り綾城家に仇なす者を殺す」という戦国時代から語り継がれる奇妙な伝承があり、それ故に明神村では未だに遺体を土葬にしているという。 

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記憶を失った探偵

都会から離れた村で頭を打ち記憶を失っていた若き主人公。

覚えているのはこの寂れた村で突然死を遂げた財閥の当主の死を訝しんだ執事から、他殺の可能性を探る様依頼された探偵ということだけだった。

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昭和の田舎村を舞台に起こる奇妙な連続殺人事件。

そしてこの地に伝わる恐ろしい伝説…

本当に呪いなのか?

それとも……

 

 

長閑な田舎村で起こる連続殺人事件

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 濃厚なストーリーを進める内に少しずつ真実に近づく主人公。

死者の呪いに見えた凄惨な事故も、トリックによる計画殺人だと解ってくる。

村全体を巻き込む悲しい過去の歴史…

 

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 果たしてこの連続殺人を止められのか?

犯人を追い詰める事ができるのか?

そして事件は思わぬ方向へ…

今哀しき過去の出来事と、主人公の出生の秘密が交わる…

 

ファミコン屈指のサスペンスADV

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それまでファミコンには少なかった「恐怖」を前面に押し出した本格推理アドベンチャー。

金田一耕助を彷彿とさせるその雰囲気は終始不気味さを漂わせ、プレイヤーの不安を掻き立てる。

ストーリーも良く出来た内容であり、トリックや動機、村人たちの慣習まで含め完璧なロジックで組み立てられている。

ラストシーンで明かされる大どんでん返しと主人公の生い立ちの秘密は鳥肌モノであり、感涙必須である。

BGMも素晴らしく、物哀しさを含む心に染みる音楽の数々。

よく8bit音でここまでのBGMを作り上げたと感心してしまう。

 

www.zel-life.com

 

続編である「うしろに立つ少女」と共にファミコン史上最高のサスペンスアドベンチャーゲームだと思います。

発売よりちょうど30周年である今こそ、スイッチでのリメイクを望みます。

今回は「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」の紹介でした。

 

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